盤双六
盤双六(ばんすごろく)は、平安の貴族から江戸の町人まで遊んだ2人用の盤のすごろくです。紙の絵双六とは別物で、バックギャモンの古い日本の形。賽2個で石15個を進め、先に全部を内地へ入れた人の勝ち。
30秒でわかる盤双六
- 準備12地×2列の盤に、石15個ずつ。並べ方はバックギャモンと同じ本双六配置です。先手は卓の1番目の席で、1局ごとに交代します。
- 進行手番の初めに賽2個が自動で振られます。目ごとに石を1個ずつ進めます。ゾロ目も2回だけです。
- 切る相手の石が2個以上そろった一荷(ひとに)の地には止まれません。1個だけの端石(はしいし)なら止まって切り、その石は手石として盤の外へ。
- 勝敗15個すべてを自分の内地(内一地〜内六地)へ入れた瞬間に勝ち(入り勝ち)。そのとき相手に手石があって内地の6地を全部ふさいでいれば2倍(蒸し勝ち)、形がそろえば3倍(無上勝ち)。
ひと目でわかる
| 項目 | この作品 |
|---|---|
| 人数 | 2人 |
| 遊ぶ時間 | 約15分 |
| 型 | 盤上 |
| ランク戦 | なし |
| CPU との練習 | あり |
| 料金 | 無料(登録も不要) |
| 権利元 | パブリックドメインの定番ゲーム |
| 最終更新 | 2026-09-26 |
盤双六を友達とオンラインで遊ぶには
- [友達と遊ぶ]を押しますパーティーができ、6字のコードが出ます。登録は要りません。
- リンクか QR を送りますLINE で送るか、コードを読み上げても入れます。
- 全員がブラウザで開きます2人そろったら、ホストが[はじめる]を押します。
ルールの要点
準備・進め方・勝敗・ローカルルール
準備
- 2人で遊びます。盤は横に12の地が2列。自分の側の列を左から内一地〜内六地(内地)、外六地〜外一地(外地)と呼びます。相手の側も相手から見て同じ呼び名です。
- 石は黒と白が15個ずつ。自分から見て、敵の内一地に2個・敵の外一地に5個・外五地に3個・内六地に5個を並べます(本双六配置)。相手は向かい合わせの同じ形です。
- 自分の石は、上の列を左の敵の内一地から右へ進み、右端で下の列へ移って、下の列を左へ、左下の自分の内地を目指します。相手は逆向きです。
- 先手はあらかじめ決めておきます(卓の1番目の席)。先手が賽を2個振って始め、[もう一度]のたびに先手を交代します。設定で「お互い1個ずつ振って大きい方が先手(先手は改めて2個振る)」にもできます。
進め方
- 手番の初めに賽2個が自動で振られます。振るボタンはありません。
- 目の数だけ、石を1個ずつ進めます。2つの目は、1個の石で続けて使っても、2個の石に分けて使ってもかまいません。
- ゾロ目が出ても、動かせるのは2回だけです(バックギャモンのように4回にはなりません)。
- 相手の石が2個以上そろった地(一荷(ひとに)と呼びます)には止まれません。空いている地・自分の石がある地・相手の石が1個だけの地には止まれます。1個だけの石は端石(はしいし)と呼びます。
- 端石に止まると、その石を切ります。切られた石は手石として盤の真ん中の帯へ置かれます。
- 手石があるうちは、ほかの石を動かせません。目の数の地(敵の内地)へ入れてから、残りの目を使います。入れる地が無ければ、その手番は動かせません。
- 使える目はできるだけ使います。両方使える動かし方があれば両方使い、片方しか使えないときは大きい方を使います。動かせる手がまったく無ければ、その手番は飛ばされます。
- 目が残っているうちは[やり直す]で手番の初めに戻せます。全部使うと自動で相手の番になります。
勝敗
- 入り勝ち:自分の石15個すべてが自分の内地(内一地〜内六地)に入った瞬間に勝ちです。最後の1個が入れば、残りの目は使いません。
- 蒸し勝ち:入り勝ちのときに、相手に手石があり、自分の内地の6地すべてに自分の石が2個以上ずつあってふさがっていれば(無地(むじ)の形)、2倍の勝ちです。
- 無上勝ち:さらに内地の石の並びが2・2・2・3・3・3か2・3・2・3・2・3なら、3倍の勝ちです。
- 設定で、無地勝ち(むじがち)を「その場で勝ち」(相手に手石があるときに内地の6地をすべてふさいだ瞬間に勝ち)にも、「なし」にもできます。
- 設定で、江戸時代前半の下端(全部内地に入れてから石を盤の外へ下ろし、全部下ろしたら勝ち)にもできます。
ローカルルール
| 名称 | 内容 | 初期値 | 変更 |
|---|---|---|---|
| 上がり方上がり方内地は、自分の石が最後に集まる6つの地(内一地〜内六地)です。「入り勝ち」は15個が内地にそろった瞬間に勝ちです。「下端」はそこからさらに石を盤の外へ下ろし切る必要があり、今のバックギャモンに近い遊び方で、少し長くなります。 | 「入り勝ち」は江戸時代後半の形で、15個すべてを内地へ入れた瞬間に勝ちです。「下端」は江戸時代前半の形で、全部内地に入れてから石を盤の外へ下ろし、全部下ろしたら勝ちです(目ぴったりか、目より遠くに石が無ければいちばん遠い石を下ろします)。 | 入り勝ち | 変えられます |
| 無地勝ち無地勝ち手石は、切られて盤の外にある石です。手石があるうちはほかの石を動かせないので、相手に手石があるときに内地の6地を全部ふさぐと、相手は動けなくなります(無地)。「倍の勝ち」はこの形で入り勝ちすると2倍・3倍、「その場で勝ち」はふさいだ瞬間に勝ち、「なし」は特別扱いしません。 | 相手に手石があるとき、自分の内地の6地すべてに2個以上ずつ置いてふさいだ形(無地)です。「倍の勝ち」は草場純(日本バックギャモン協会)の解説で、入り勝ちのときにこの形なら2倍(蒸し勝ち)、内地が222333か232323なら3倍(無上勝ち)。「その場で勝ち」は Wikipedia 日英の記述で、この形を作った瞬間に勝ちです。 | 倍の勝ち | 変えられます |
| 先手の決め方 | 「交代」は卓の1番目の席が先手で、先手が賽を2個振って始め、[もう一度]のたびに先手を入れ替えます(草場純の解説)。「振って決める」はお互い賽を1個ずつ振って大きい方が先手で、先手は改めて2個振ります(Wikipedia 日本語版)。 | 交代 | 変えられます |
おすすめコメント
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よくある質問
絵双六(すごろく)とは違うのですか?
違います。絵双六は紙の絵の上で上がりを競う、何人でも遊べるすごろくです。盤双六は2人が盤をはさんで向かい合い、賽2個で15個の石を進める、バックギャモンと同じ系統の遊びです。江戸時代にはどちらも「すごろく」と呼ばれていました。
バックギャモンとは何が違いますか?
並べ方・進み方・切り方は同じです。違うのは、ゾロ目でも2回しか動かないこと、石を盤の外へ出さずに内地へ全部入れたら勝ち(入り勝ち)なこと、そのとき内地をふさいで相手に手石があれば倍の勝ち(蒸し勝ち)になること、ダブリングキューブが無いことです。
何人で遊べますか?
2人です。ひとりなら[CPUと対戦]で遊べます。CPUは「やさしい」と「ふつう」の2段階です。
1局どれくらいかかりますか?
入り勝ちでおよそ15分、下端の設定ではおよそ20分です。持ち時間はありません。
賽は自分で振るのですか?
手番の初めに自動で振られます。出た目の呼び名(重六など)が賽の横に出ます。
動かし方を間違えたら戻せますか?
目が残っているうちは[やり直す]でその手番の初めに戻ります。目を全部使うと自動で相手の番になり、そこからは戻せません。
スマホで遊べますか?
遊べます。アプリは要りません。ブラウザで開いてください。PC・タブレットの方と同じパーティーに入れます。
2人で遊べますか?
遊べます。2人からお使いいただけます。
時間を合わせなくても遊べますか?
はい。「じっくり(手番ごとに知らせ)」を選ぶと、1手ずつ好きな時間に指せます。手番が来たらお知らせします。最後の手から45日間動きがなければ、勝敗を付けずに自動終了します。
権利元とアナログ版
パブリックドメインの定番ゲームです。ルールは草場純(日本バックギャモン協会)の解説の近世ルール(江戸時代後半の本双六の入り勝ち)に合わせています。
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最終更新 2026-09-26 / 運営:株式会社Qdan