仏法双六
江戸時代の飛び双六〔仏法双六〕(証果増進之図)の実物の絵を盤にしたすごろくです。貪・瞋・癡・戒・定・慧の字のサイコロを振り、地獄から天・菩薩の位を飛び移って法身をめざします。2〜6人・約15分、ブラウザで無料・登録不要。
30秒でわかる仏法双六
- 準備2〜6人。全員のコマを振り出しの南贍部州(中央の枠)に置きます。ひとりならCPU3人と遊べます。
- 振る貪・瞋・癡・戒・定・慧の字のサイコロを1個振ります。
- 飛ぶいるマスに刷られた「出た字の行き先」へ飛びます。書いていない字なら振り直し。
- 上がり法身に最初に着いた人の勝ち。無間に落ちたらそこで終わりです。
ひと目でわかる
| 項目 | この作品 |
|---|---|
| 人数 | 2〜6人 |
| 遊ぶ時間 | 約15分 |
| 型 | 盤上 |
| ランク戦 | なし |
| CPU との練習 | あり |
| 料金 | 無料(登録も不要) |
| 権利元 | パブリックドメインの定番ゲーム |
| 最終更新 | 2026-09-25 |
仏法双六を友達とオンラインで遊ぶには
- [友達と遊ぶ]を押しますパーティーができ、6字のコードが出ます。登録は要りません。
- リンクか QR を送りますLINE で送るか、コードを読み上げても入れます。
- 全員がブラウザで開きます2〜6人そろったら、ホストが[はじめる]を押します。
ルールの要点
準備・進め方・勝敗・ローカルルール
準備
- この盤は、江戸時代の飛び双六〔仏法双六〕(証果増進之図)の実物の絵です(作者不詳・国立国会図書館デジタルコレクション所蔵)。
- 2〜6人で遊びます。ひとりならCPU3人と対戦できます。
- 全員が振り出しの「南贍部州」(盤の中央の雲形の枠)からコマを1つ出します。コマには持ち主の印(形)が付いていて、同じマスに何人いても区別できます。コマ同士がぶつかることも、取られることもありません。
進め方
- 順番にサイコロを1個振ります。サイコロの6つの面は、貪(とん)・瞋(じん)・癡(ち)・戒(かい)・定(じょう)・慧(え)の字です。
- 盤のマスには、○で囲んだ字と、その下に行き先のマスの名が刷られています。サイコロで出た字の行き先へ、コマが一飛びで移ります。戒・定・慧はたいてい上の位へ、貪・瞋・癡は下の位へ行きます。
- いるマスに出た字が刷られていないときは、振り直します(手番は数えません)。ローカルルールで「動かない」(その番は動かずに次の人へ)にもできます。
- 上の段の應身(おうじん)で戒が出ると「四州」へ戻ります。南贍部州・西牛貨州・東弗婆提・北倶盧州から1つ選んで移り、そのあと四州の外のマスへ進むまでは、貪・瞋・癡が出たら振り直しです。
- 盤の左下の無間(八熱地獄のいちばん底)には行き先が刷られていません。落ちたコマはそこで終わりです(順位は最下位の側)。
勝敗
- 最上段の中央の法身に最初に着いた人の勝ちです。十地の法雲地の慧の行き先「妙覚」も、法身のマスとして扱います(法身の左右に大きく「妙」「覚」と刷られているため。推定)。
- 既定では、最初に上がった人が出た時点で対局は終わりです。残りの人は、いる位の高い順に順位が付きます。ローカルルールで、全員の順位まで続けることもできます。
ローカルルール
| 名称 | 内容 | 初期値 | 変更 |
|---|---|---|---|
| 書いていない字が出たとき | 既定の「振り直す」は、いるマスに出た字が刷られていなければもう一度振ります(手番は数えません)。「動かない」は、その番は動かずに次の人へ回します。長さの目安(1人が法身に着くまで):振り直すは中央値31手番、動かないは中央値47手番。 | 振り直す | 変えられます |
| 全員の順位まで | オンにすると、1人が上がっても続けて、残り1人になるまで順位を決めます。既定はオフ(1人が上がったら終わり)です。 | オフ | 変えられます |
| もう一度で先手を交代 | [もう一度]で次の局の先手を隣の人へ回します。 | あり | 変えられます |
おすすめコメント
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よくある質問
どんな双六ですか?
仏教の位を上っていく飛び双六です。いちばん下の地獄から、鬼神・人の世界(四州)・天上界(六欲天・色界・無色天)を経て、声聞の四向四果、菩薩の十信・十住・十行・十廻向・十地、等覚へと上り、最後に法身(妙覚)に着いたら上がりです。十信から妙覚までの五十二の位は、天台宗などで菩薩の修行の段階として説かれるもので、盤にも右端に「十地」「十廻向」などの段の見出しが刷られています。
サイコロの字にはどんな意味がありますか?
貪(とん=むさぼり)・瞋(じん=いかり)・癡(ち=おろかさ)は、心を乱す三つの煩悩で「三毒」と呼ばれます。戒(かい=いましめを守る)・定(じょう=心を静める)・慧(え=正しく見る智慧)は、仏道の三つの修行で「三学」と呼ばれます。盤では三学の字はたいてい上の位へ、三毒の字は下の位へ行くように刷られています。
本来はどうやって遊んだのですか?
別の刷り(1823年・京都の蓍屋宗八版。京都府立大学の寿岳章子双六コレクション)に付いた説明書では、片面を塗った棒6本を投げ、白5黒1なら慧、白4黒2なら定、白3黒3なら戒、白2黒4なら癡、白1黒5なら瞋、6本とも黒なら貪としています。6本とも白なら目なしで、振り出しなら振り直し、途中なら四州から選ぶ決まりです。また、應身から四州に戻されたら悪い目は振り直しとあります。BGJでは6つの字を同じ確率で出すサイコロにし、四州の決まりは説明書に合わせました。この盤そのものの説明書ではありません。
無間に落ちたらどうなりますか?
無間は八熱地獄のいちばん底で、この盤では行き先が刷られていません。落ちたコマはそこで終わりで、順位は最下位の側になります(後で落ちた人ほど上)。ほかの人が全員上がれなくなったときは、残った人の勝ちです。
書いていない字が出たら?
マスによって刷られている字は3〜6つで、上の段の多くは戒・定・慧の3つだけです。書いていない字が出たときは、既定では振り直します(手番は数えません)。ローカルルールで「動かない」にもできます。
盤の翻刻はどこから来ていますか?
国立国会図書館デジタルコレクションの画像(本別9-27)を原寸で読み、大阪大学の博士論文『近世日本の遊戯における仏の表象』(Choochotkaew Saranya)の付録にある、この盤の全マス表と照合しました。食い違ったところは盤の刷りを正にしています。折れ目やしみで読めない字(治地住の右端の○など)は、論文の読みを借りた推定です。
何人で遊べますか?
2〜6人です。ひとりならCPU3人と対戦できます。
スマホで遊べますか?
遊べます。アプリは要りません。ブラウザで開いてください。PC・タブレットの方と同じパーティーに入れます。
2人で遊べますか?
遊べます。2人からお使いいただけます。
時間を合わせなくても遊べますか?
はい。「じっくり(手番ごとに知らせ)」を選ぶと、1手ずつ好きな時間に指せます。手番が来たらお知らせします。最後の手から45日間動きがなければ、勝敗を付けずに自動終了します。
権利元とアナログ版
パブリックドメインの定番ゲームです。ルールは定番ゲーム集の既定に合わせています。
盤の画像:〔仏法双六〕(証果増進之図)国立国会図書館デジタルコレクション所蔵
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最終更新 2026-09-25 / 運営:株式会社Qdan