仏法双六のルール・遊び方
江戸時代の飛び双六〔仏法双六〕(証果増進之図)の実物の絵を盤にしたすごろくです。貪・瞋・癡・戒・定・慧の字のサイコロを振り、地獄から天・菩薩の位を飛び移って法身をめざします。2〜6人・約15分、ブラウザで無料・登録不要。
準備
- この盤は、江戸時代の飛び双六〔仏法双六〕(証果増進之図)の実物の絵です(作者不詳・国立国会図書館デジタルコレクション所蔵)。
- 2〜6人で遊びます。ひとりならCPU3人と対戦できます。
- 全員が振り出しの「南贍部州」(盤の中央の雲形の枠)からコマを1つ出します。コマには持ち主の印(形)が付いていて、同じマスに何人いても区別できます。コマ同士がぶつかることも、取られることもありません。
進め方
- 順番にサイコロを1個振ります。サイコロの6つの面は、貪(とん)・瞋(じん)・癡(ち)・戒(かい)・定(じょう)・慧(え)の字です。
- 盤のマスには、○で囲んだ字と、その下に行き先のマスの名が刷られています。サイコロで出た字の行き先へ、コマが一飛びで移ります。戒・定・慧はたいてい上の位へ、貪・瞋・癡は下の位へ行きます。
- いるマスに出た字が刷られていないときは、振り直します(手番は数えません)。ローカルルールで「動かない」(その番は動かずに次の人へ)にもできます。
- 上の段の應身(おうじん)で戒が出ると「四州」へ戻ります。南贍部州・西牛貨州・東弗婆提・北倶盧州から1つ選んで移り、そのあと四州の外のマスへ進むまでは、貪・瞋・癡が出たら振り直しです。
- 盤の左下の無間(八熱地獄のいちばん底)には行き先が刷られていません。落ちたコマはそこで終わりです(順位は最下位の側)。
勝敗と得点
- 最上段の中央の法身に最初に着いた人の勝ちです。十地の法雲地の慧の行き先「妙覚」も、法身のマスとして扱います(法身の左右に大きく「妙」「覚」と刷られているため。推定)。
- 既定では、最初に上がった人が出た時点で対局は終わりです。残りの人は、いる位の高い順に順位が付きます。ローカルルールで、全員の順位まで続けることもできます。
このサイトの初期値
| 項目 | このサイトの初期値 |
|---|---|
| 人数 | 2〜6人(パーティーの人数で自動的に決まります) |
| 手番の制限時間 | 設けていません(パーティーの設定で 30 秒・60 秒を選べます) |
| 途中で抜けた人の扱い | 同じ端末で開き直すと同じ席に戻ります。戻らないときは CPU が代わりに打ちます |
| 引き分けの扱い | ランク戦の引き分けは、勝ちと負けの間としてレートに入ります |
| ルールの出どころ | 定番ゲーム集の既定に合わせています |
ルールの監修:株式会社Qdan(定番ゲーム集の既定に準拠)
ローカルルール一覧
初期値は定番ゲーム集の既定に合わせています。パーティーの設定で変えられます。
| 名称 | 内容 | 初期値 | 変更 |
|---|---|---|---|
| 書いていない字が出たとき | 既定の「振り直す」は、いるマスに出た字が刷られていなければもう一度振ります(手番は数えません)。「動かない」は、その番は動かずに次の人へ回します。長さの目安(1人が法身に着くまで):振り直すは中央値31手番、動かないは中央値47手番。 | 振り直す | 変えられます |
| 全員の順位まで | オンにすると、1人が上がっても続けて、残り1人になるまで順位を決めます。既定はオフ(1人が上がったら終わり)です。 | オフ | 変えられます |
| もう一度で先手を交代 | [もう一度]で次の局の先手を隣の人へ回します。 | あり | 変えられます |
用語
- 振り出し
- コマを出す最初のマス。この盤では中央の「南贍部州」(人の住むこの世)です。
- 上り
- 双六のゴール。この盤では最上段の中央の「法身」です。
- 飛び双六
- マスを順に歩かず、止まったマスに刷られた行き先へ飛ぶ双六。
- 三毒・三学
- 貪・瞋・癡は心を乱す三つの煩悩(三毒)、戒・定・慧は仏道の三つの修行(三学)。
- 無間
- 八熱地獄のいちばん底。行き先が刷られていない行き止まりです。
- 四州
- 須弥山の四方の大陸。應身で戒が出ると、この4つから選んで戻ります。
よくある質問
行き先はどこで分かりますか?
盤の下(広い画面では右)の行き先表に、いまのマスから6つの字それぞれがどこへ行くかと、上へ/下へが出ます。盤の上でも、行き先のマスに点線の輪と字の札が付きます。
四州から選ぶのはいつですか?
最上段の應身で戒が出たときです。南贍部州・西牛貨州・東弗婆提・北倶盧州から1つ選んで移ります。そのあと四州の外のマスへ進むまでは、貪・瞋・癡が出たら振り直しです(説明書の決まりからの推定)。
法雲地の「妙覚」はどこですか?
盤の最上段の中央、法身のマスの左右に大きく「妙」「覚」と刷られているので、法身のマスとして扱っています(推定)。
このルールでそのまま遊ぶ
最終更新 2026-09-25 / 運営:株式会社Qdan