特集 / 収録:9作品

トリックテイキング:トランプで遊べる種類を比べる

公開日:

最終更新 2026-10-19 / 運営:株式会社Qdan

トリックテイキングは、全員がカードを1枚ずつ出して、そのひと組のカード(トリック)を誰が取るか決める遊びです。

同じマークがあれば出す流れを基本に、取る数を当てる・失点を避ける・味方と点を集める違いを比べ、人数や時間を見てブラウザで試せます。

初めてならこの3作品

  1. ナップ

    5枚の手札で、宣言と切り札を使う流れを試せます。

  2. ハーツ

    切り札なしで、失点のカードを避ける出し方を試せます。

  3. オー・ヘル

    取る数をぴったり当てる判断を試せます。

取りたいカードと遊ぶ人数から選ぶ

まず5枚で流れを試すならナップ、失点のカードを避けたいならハーツ、取る数をぴったり当てたいならオー・ヘルが入口です。4人で味方と相談せずカードを合わせるならスペード、5人の組分けを楽しむならゴニンカンなど、下の比較で選べます。

勝ち方ごとの種類と作品数9 作品
この特集の9作品を勝ち方で4つのグループに分け、全作品に占める各グループの割合を棒の長さで示しています。

トリックテイキングの人数・組み方・切り札・宣言を比べる

切り札は、先頭と違うマークでも場を取れる特別なカードです。切り札がなければ先頭のマークでいちばん強いカード、あればいちばん強い切り札が取るのが基本で、一部に特別な強さや出し方があります。比較はBGJの標準のルールを中心とし、人数・時間・覚えやすさは各作品の情報から表示します。時間は1回の取り合いでなく一対局の目安で、設定によって変わります。一般形の出典とこのサイトの設定は各札の参照先で確かめられます。

人数・時間・覚えやすさを比べる9 作品
人数の幅

3–7 人

時間の目安の幅

12–30 分

覚えやすさ
  • すぐ覚えられる1 作品
  • 少しずつ覚える3 作品
  • じっくり覚える5 作品
運の量
  • 実力が中心0 作品
  • 運と実力8 作品
  • 運が大きい1 作品

人数・時間は、この群の作品の最小値〜最大値です。覚えやすさ・運は作品ごとの目安で、点の高さではありません。

この特集の9作品について、人数と時間の幅、覚えやすさと運の関わりごとの作品数を比べられます。
トリックテイキングの人数・組み方・切り札・宣言を比べる
作品人数・時間組むか切り札の決め方宣言点・勝ち方
ハーツ3〜5人・約20分個人戦なしなし失点を少なくする。失点のカードを全部取ると逆転
ナップ3〜6人・約15分宣言者1人 対 ほか全員宣言者の最初のカードのマーク取る数を競り合う通常は宣言以上を取る
オー・ヘル3〜7人・約20分個人戦配った後にめくるカードのマーク全員が取る数を宣言(0も可)ぴったりで追加点。取り過ぎも外れ
スペード4人・約30分向かい合う2人 対 2人スペード固定各自の宣言を組で合計宣言以上で得点。取り過ぎの累積にも注意
コントラクトブリッジ4人・約25分向かい合う2人 対 2人宣言で決定。切り札なしも可数とマークを競り合う約束した数以上を取る
ナポレオン4〜6人・約15分宣言者と指名したカードの持ち主 対 残り宣言でマークを決める集める対象のカードの枚数と切り札10・J・Q・K・Aを宣言枚数以上集める
ゴニンカン5人・約20分切り札のAとジョーカーの2人 対 3人1戦目は順番、2・3戦目は2人組が決定取る数の入札なし。全取りの追加宣言ありA・K・Q・Jを必要枚数まで集める
ドッペルコプフ4人・約12分通常2人 対 2人。味方はカードで判明固定の切り札。♥10・Q・J・♦の残りレ・コントラなどで勝ちを予告カードの点を組で集め、ゲーム点を通算
スカート(Skat)3人・約15分宣言者1人 対 守る2人宣言でマーク+J、Jだけ、なしを選ぶ取る数ではなくゲーム値を入札通常61点以上と入札額を満たす。ヌルは0回

点を避ける:失点のカードを取らない

取ったカードが失点になるので、強いカードを出して取ることがいつも得になるとは限りません。ハーツでは、場にハートやスペードのクイーンが入るかを見て出すカードを選びます。

ハーツ

人数
3〜5人
時間
約20分
覚えやすさ
少しずつ覚える

ハートとスペードのクイーンをほかの人に取らせ、失点を少なく保つ遊びです。切り札も取る数の宣言もなく、先頭と同じマークの中でいちばん強いカードが場を取ります。取る回数より、そこに失点のカードが混じるかを考えます。BGJでは3〜5人で遊べ、失点のカードを全部集めて逆転を狙う決まりもあります。 [2]

組むか
個人戦
切り札の決め方
なし
宣言
なし

BGJのルール [2] [10]

取る数を宣言する:以上かぴったりか

手札を見て取れる回数を見積もり、宣言と実際の数を比べます。ナップは通常その数以上、オー・ヘルはぴったりを目指すので、同じ強いカードでも使い方が変わります。

ナップ

人数
3〜6人
時間
約15分
覚えやすさ
すぐ覚えられる

配られた5枚で取れる数を宣言し、いちばん高く宣言した人がその数以上を取って点を得る遊びです。宣言者は1人でほかの全員と向き合い、最初に出すカードのマークを切り札にします。5回の取り合いなので、宣言とカードを出す流れを短く試せます。BGJでは宣言の下限や、1回も取らない特別な宣言を設定で選べます。 [1]

組むか
宣言者1人 対 ほか全員
切り札の決め方
宣言者の最初のカードのマーク
宣言
取る数を競り合う

BGJのルール [1] [11]

オー・ヘル

人数
3〜7人
時間
約20分
覚えやすさ
少しずつ覚える

取れる数を1人ずつ宣言し、その数をぴったり取って合計点を伸ばす遊びです。全員が自分の数を宣言し、めくったカードのマークが切り札になります。取り過ぎも少な過ぎも成功にならず、0回の宣言もできます。BGJの標準では、取った数の点に、ぴったりなら10点を加えます。配られる枚数が回ごとに変わるので見積もりも変わります。 [3]

組むか
個人戦
切り札の決め方
配った後にめくるカードのマーク
宣言
全員が取る数を宣言(0も可)

BGJのルール [3] [12]

組んで取る:味方と目標を達成する

味方と取ったカードや回数を合わせて、組として勝つことを目指します。向かいの人と組む作品、指名したカードや配られたカードで味方が決まる作品では、誰の手を助けるかの判断が違います。

スペード

人数
4人
時間
約30分
覚えやすさ
少しずつ覚える

向かい合う2人で宣言した数以上を取り、組の合計点を伸ばす遊びです。切り札はいつもスペードなので、マークを決める競り合いはありません。各自の宣言を組で合計し、足りないと失点します。取り過ぎも積み重なると失点になるため、味方が取る分も見積もります。BGJでは0回を約束するニルや目標点をルールで確かめられます。 [4]

組むか
向かい合う2人 対 2人
切り札の決め方
スペード固定
宣言
各自の宣言を組で合計

BGJのルール [4] [13]

コントラクトブリッジ

人数
4人
時間
約25分
覚えやすさ
じっくり覚える

組で取る数と切り札を宣言で競り合い、決めた約束を果たして点を得る遊びです。切り札を置かない約束も選べます。最初のカードが出ると味方1人の手札が公開され、宣言側の担当者が2人分を操作します。カードを出す判断に加えて、宣言から味方の手を考えるのが特徴です。BGJの標準は4回の配りを合計する方式です。 [9]

組むか
向かい合う2人 対 2人
切り札の決め方
宣言で決定。切り札なしも可
宣言
数とマークを競り合う

BGJのルール [9] [14]

ナポレオン

人数
4〜6人
時間
約15分
覚えやすさ
じっくり覚える

宣言で決めた枚数以上の10・J・Q・K・Aを味方と集め、相手の組に勝つ遊びです。宣言者は切り札と副官にするカードを指名し、その持ち主がひそかな味方になります。取る回数でなく、対象のカード20枚のうち何枚を集めたかを数えます。BGJでは特別に強いカードや同じマークがそろった場の扱いを、作品のルールで確認できます。 [5]

組むか
宣言者と指名したカードの持ち主 対 残り
切り札の決め方
宣言でマークを決める
宣言
集める対象のカードの枚数と切り札

BGJのルール [5] [15]

ゴニンカン

人数
5人
時間
約20分
覚えやすさ
じっくり覚える

組でA・K・Q・Jを集め、必要な枚数に先に届いて勝つ遊びです。切り札のAとジョーカーの持ち主が2人組、残りが3人組になります。1戦目の切り札は配りごとの順番で決まり、2人組が勝つと同じ組で次の戦へ進んで切り札を選びます。BGJでは配り役を専用の席にせず5人で遊び、勝ちに必要な枚数を盤に示します。 [8]

組むか
切り札のAとジョーカーの2人 対 3人
切り札の決め方
1戦目は順番、2・3戦目は2人組が決定
宣言
取る数の入札なし。全取りの追加宣言あり

BGJのルール [8] [16]

ドッペルコプフ

人数
4人
時間
約12分
覚えやすさ
じっくり覚える

味方とカードの点を集め、組の勝ちや特別点で通算の点を増やす遊びです。同じカードを2枚ずつ使い、通常はクラブのクイーンの持ち主同士が味方です。味方はカードが出るまで分からず、切り札もマークだけでなくクイーンやジャックを含みます。BGJでは自由に選ぶ1人戦は入れず、レ・コントラの宣言や特別点をルールで確認できます。 [7]

組むか
通常2人 対 2人。味方はカードで判明
切り札の決め方
固定の切り札。♥10・Q・J・♦の残り
宣言
レ・コントラなどで勝ちを予告

BGJのルール [7] [17]

1人で2人に挑む:カードの点と入札を考える

入札で宣言者を決め、その1人と守る2人に分かれてカードを出します。スカートでは、取る回数ではなくカードの点とゲーム値を考え、1回も取らない約束も選べます。

スカート(Skat)

人数
3人
時間
約15分
覚えやすさ
じっくり覚える

宣言者になって相手2人よりカードの点を集め、入札に見合う勝ち方を選ぶ遊びです。数えるのは取った回数でなくカードの点で、通常は61点以上を目指します。ジャックと選んだマークを切り札にするほか、ジャックだけを切り札にする約束もあります。BGJでは、切り札なしで1回も取らないヌルも選べ、入札額とゲーム値を比べます。 [6]

組むか
宣言者1人 対 守る2人
切り札の決め方
宣言でマーク+J、Jだけ、なしを選ぶ
宣言
取る数ではなくゲーム値を入札

BGJのルール [6] [18]

よくある質問

トリックテイキングとは何ですか?

全員が1枚ずつカードを出し、その組のカードを誰が取るか決める遊びです。先頭と同じマークのカードがあれば出すのが基本で、勝ち方は取る数・カードの点・失点を避けることなど作品で変わります。

トリックテイキングは普通のトランプで遊べますか?

この特集の作品は普通のトランプで遊べますが、作品に合わせて使うカードを選びます。スカートは各マークの7〜Aを使い、ゴニンカンはジョーカー1枚を加えて一部の2を抜き、ドッペルコプフは2組から9〜Aを使います。

初めてのトリックテイキングはどれから試せますか?

5枚で宣言と切り札を試すならナップ、切り札なしで失点を避けるならハーツ、ぴったりの予想ならオー・ヘルから試せます。各札の人数・時間・覚えやすさとルールを確かめて選べます。

トリックテイキングはたくさん取るほど勝てますか?

作品によって異なり、ハーツは失点のカードを避け、オー・ヘルは宣言とぴったり同じ数を取ることを目指します。ナップは通常宣言以上、スペードは組の宣言以上が必要ですが取り過ぎの累積にも注意します。

トランプの戦略ゲームとして、どこを考えてカードを出しますか?

残っているマークや切り札、取るべき数やカードの点を考えて出します。組む作品では味方が取れるかも判断に加わります。カードの配られ方の影響もあるので、比較の図の運の目安と各作品のルールを一緒に確認できます。

出典とBGJでの遊び方

  1. John McLeod 編(トランプのルール集) — NapBidding・Play:5枚、宣言以上、最初のカードで切り札を決定 / 確認日: ↩
  2. John McLeod 編(トランプのルール集) — HeartsObject・Play・Scoring:切り札なし、失点のカード、全取り / 確認日: ↩
  3. John McLeod 編(トランプのルール集) — Oh Hell!Deal・Bidding・Scoring:めくったカード、ぴったりの予想、得点方式の違い / 確認日: ↩
  4. John McLeod 編(トランプのルール集) — SpadesFour Players・Scoring:固定ペア、スペード、宣言と取り過ぎ / 確認日: ↩
  5. John McLeod 編(トランプのルール集) — Japanese NapoleonBidding・Play:副官の指名と対象のカード20枚 / 確認日: ↩
  6. John McLeod 編(トランプのルール集) — SkatGame types・Bidding:1対2、カードの点とゲーム値、ヌル / 確認日: ↩
  7. John McLeod 編(トランプのルール集) — DoppelkopfNormal Game・Announcements:味方、固定の切り札、カードの点とゲーム点 / 確認日: ↩
  8. 五所川原商工会議所 — ゴニンカンのルール使用カード・役の順序・関係・決め役。大会は配り役を含む6人、BGJは対局者5人。 / 確認日: ↩
  9. 世界ブリッジ連合 — 2017 Laws of Duplicate Bridgeペア・宣言・ダミー・カードの出し方。大会の運営・裁定や精算方式をBGJと同一には扱いません。 / Laws 4, 18, 41, 42, 44 / 確認日: ↩
  10. BoardGameJoin — ハーツ:このサイトのルール人数・時間・設定と実装しているルール / 確認日: ↩
  11. BoardGameJoin — ナップ:このサイトのルール人数・時間・設定と実装しているルール / 確認日: ↩
  12. BoardGameJoin — オー・ヘル:このサイトのルール人数・時間・設定と実装しているルール / 確認日: ↩
  13. BoardGameJoin — スペード:このサイトのルール人数・時間・設定と実装しているルール / 確認日: ↩
  14. BoardGameJoin — コントラクトブリッジ:このサイトのルール人数・時間・設定と実装しているルール / 確認日: ↩
  15. BoardGameJoin — ナポレオン:このサイトのルール人数・時間・設定と実装しているルール / 確認日: ↩
  16. BoardGameJoin — ゴニンカン:このサイトのルール人数・時間・設定と実装しているルール / 確認日: ↩
  17. BoardGameJoin — ドッペルコプフ:このサイトのルール人数・時間・設定と実装しているルール / 確認日: ↩
  18. BoardGameJoin — スカート(Skat):このサイトのルール人数・時間・設定と実装しているルール / 確認日: ↩

次に読む特集

特集一覧へ戻る