ナップのルール・遊び方
ナップは、3〜6人・約15分のトランプゲームです。5枚の手札で取れるトリックの数を宣言し、いちばん高く言った人が1人で挑みます。ブラウザで無料・登録不要で遊べます。
ナップとは?勝ち負けの決まり方
ナップは、配られた5枚で取れるトリックの数を宣言し、いちばん高く宣言した人が1人でほかの全員と勝負するトランプゲームです。宣言どおり取れれば、ほかの全員から宣言に応じた点をもらいます。全員が決めた回数だけ配り手を回したら、点のいちばん多い人の勝ちです。
ナップの準備:人数と配り方
- 3〜6人で遊びます(4〜5人がいちばん遊ばれています)。足りない席にはこのサイトではCPUが入ります。
- ジョーカーを抜いた52枚から、配り手の左の人から順に、まず3枚ずつ、次に2枚ずつ配って、1人5枚にします。残りの札は使いません。配り手はディールごとに左へ移ります。
ナップのやり方:宣言と札の出し方
- 配り手の左の人から順に、1人1回ずつ宣言するかパスします。宣言は3から(設定で2からにもできます)。
- いちばん高く宣言した人が最初の札を出します。その札のマークが、このディールの切り札です(ミゼールは切り札なし)。
- ほかの人は、最初に出たマークがあれば必ず出します。無ければ、切り札で切っても、ほかのマークを捨ててもかまいません。
- 切り札が出ていればいちばん強い切り札、無ければ最初に出たマークのいちばん強い札を出した人がトリックを取り、次の最初の札を出します。強さは2がいちばん弱く、Aがいちばん強い並びです。
ナップの宣言(ビッド)の順番と強さ
配り手の左の人から時計回りに、1人1回だけ宣言します。前の人より高い宣言をするか、パスします。いちばん高く宣言した人(宣言者)が、ほかの全員を相手に挑みます。
| 宣言(弱い順) | やること | 点(1人あたり) |
|---|---|---|
| 3 | 3つ以上のトリックを取る | 3点 |
| ミゼール | 1つもトリックを取らない(切り札なし) | 3点 |
| 4 | 4つ以上のトリックを取る | 4点 |
| ナップ | 5つ全部取る | 5点(成功も失敗も) |
| ウェリントン | 5つ全部取る(ナップが出たあとだけ) | 10点(成功も失敗も) |
- ミゼールは3と4のあいだの強さです。
- ほかの全員がパスしたときは、そのディールは遊ばずに、次の人が配り直します(パーティーの設定で「配り手が1から必ず宣言」にもできます)。
- パーティーの設定で、2から宣言できるようにしたり、ナップの点を「成功10点・失敗5点」(ウェリントン20点・10点)にしたりできます。
- ブルーヒャー(ウェリントンのあとだけ言える、5つ全部取る宣言。20点)もパーティーの設定で使えます。
ナップの点数と終わり方
- 5つのトリックが終わったら、宣言者が宣言どおり取れたかを見て点を払い合います。
- 既定では、全員が2回ずつ配り手になったら終わりで、点のいちばん多い人の勝ちです(4人なら8ディール。全員パスで配り直したディールも数えます)。
ナップの点数の数え方
点はチップではなく点数だけで、宣言者とほかの人との払い合いです。宣言者が成功すればほかの全員から、失敗すればほかの全員へ、同じ点を1人ずつ動かします。
| 例(4人) | 宣言者 | ほかの3人 |
|---|---|---|
| 3を宣言して3つ取った | +9点 | それぞれ−3点 |
| 3を宣言して2つしか取れなかった | −9点 | それぞれ+3点 |
| ナップ(5つ全部)に成功 | +15点 | それぞれ−5点 |
| ナップに失敗 | −15点 | それぞれ+5点 |
- 数の宣言は、宣言より多く取っても点は増えません。
- 全員の点を足すといつも0点です。
このサイトの初期値
| 項目 | このサイトの初期値 |
|---|---|
| 人数 | 3〜6人(パーティーの人数で自動的に決まります) |
| 手番の制限時間 | 設けていません(パーティーの設定で 30 秒・60 秒を選べます) |
| 途中で抜けた人の扱い | 同じ端末で開き直すと同じ席に戻ります。戻らないときは CPU が代わりに打ちます |
| 引き分けの扱い | ランク戦の引き分けは、勝ちと負けの間としてレートに入ります |
| ルールの出どころ | 定番ゲーム集の既定に合わせています |
ルールの監修:株式会社Qdan(定番ゲーム集の既定に準拠)
ナップのローカルルール(このサイトで選べる設定)
初期値は定番ゲーム集の既定に合わせています。パーティーの設定で変えられます。
| 名称 | 内容 | 初期値 | 変更 |
|---|---|---|---|
| 配る回数 | 全員がこの回数ずつ配り手になったら終わりで、点のいちばん多い人の勝ちです。 | 2回ずつ | 変えられます |
| いちばん低い宣言いちばん低い宣言宣言は、5枚の手札で自分が取ると約束するトリックの数です。いちばん低い宣言を下げると、弱い手でも挑む人が出やすくなり、全員パスが減ります。3からにすると、手の強い人だけが挑む引き締まった勝負になります。 | 数で宣言できるいちばん小さな数です。 | 3 | 変えられます |
| ミゼールミゼールミゼールは、切り札なしで1つもトリックを取らないと約束する宣言です。強さは3と4のあいだで、成功も失敗も3点が動きます。この決まりを使うと、強い札の少ない手でも挑めるようになります。 | 1つもトリックを取らない宣言(3と4のあいだの強さ・3点)を使います。 | 有効 | 変えられます |
| ナップより上の宣言ナップより上の宣言ナップは5つのトリックを全部取る宣言です。ウェリントンはナップのあとにだけ言える同じ「全部取る」宣言で点が倍、ブルーヒャーはウェリントンのあとにだけ言えてさらに倍です。「なし」ならナップが出た時点で宣言は終わります。 | ナップのあとに言える、さらに高い「5つ全部取る」宣言です。 | ウェリントンまで | 変えられます |
| ナップの点ナップの点「成功も失敗も5点」では、ナップが決まれば相手1人ずつから5点をもらい、失敗すれば1人ずつへ5点を払います。「成功10点・失敗5点」では成功の点だけが倍になるので、ナップに挑む人が得をしやすくなります。ウェリントン・ブルーヒャーも同じ割合で変わります。 | ナップ(とウェリントン・ブルーヒャー)の、成功と失敗の点です。 | 成功も失敗も5点 | 変えられます |
| 全員パスのとき全員パスのとき「配り直し」では、全員がパスしたらそのディールはなしにして、次の人が配ります。「配り手が1から必ず宣言」では、配り手はいちばん低い宣言の設定より下の1からでも宣言しなければならず、どのディールも必ず勝負になります。 | 配り手までほかの全員がパスしたときの扱いです。 | 配り直し | 変えられます |
| 使う札使う札人数で減らすと、弱い数字を抜いて「人数+3」種類の数字だけを使います(3人はA〜9、4人はA〜8、5人はA〜7、6人はA〜6)。配られずに残る札が減るので、強い札の行方を読みやすくなり、全部取るナップも狙いやすくなります。 | 52枚全部か、人数に合わせて弱い札を抜くかです。 | 52枚 | 変えられます |
ナップの用語
- トリック
- 全員が1枚ずつ出した、その1回ぶんのことです。いちばん強い札を出した人が取ります。
- 宣言者
- いちばん高く宣言した人です。最初の札を出し、ほかの全員を相手に1人で挑みます。
- ナップ
- 5つのトリックを全部取るという宣言です。ゲームの名前もここから来ています。
- ミゼール
- 1つもトリックを取らないという宣言です。切り札はありません。
- ウェリントン・ブルーヒャー
- ナップのあとに言える、さらに高い「5つ全部取る」宣言です。成功すると点が大きくなります。
ナップのルールでよくある質問
日本の「ナポレオン」とは違うゲームですか?
違うゲームです。日本のナポレオンは5人で副官を選び、絵札を取り合います。ナップは手札5枚で取れるトリックの数を宣言し、宣言者が1人でほかの全員と勝負する、イギリスのゲームです。英語では Napoleon とも呼ばれます。
切り札はどうやって決まりますか?
宣言者が最初に出した札のマークが切り札です。宣言のときには言いません。ミゼールのときは切り札がありません。
宣言より多く取ったらどうなりますか?
数の宣言は、宣言以上取れば成功です。多く取っても点は増えません。
全員がパスしたら?
既定では、そのディールは遊ばずに次の人が配り直します。パーティーの設定で「配り手が1から必ず宣言」にもできます。
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最終更新 2026-09-26 / 運営:株式会社Qdan