特集 / 収録:4作品

中国のボードゲーム:象棋・囲碁・麻雀・すごろくを比べる

公開日:

最終更新 2026-10-19 / 運営:株式会社Qdan

中国で伝わってきた盤や牌(ぱい)の遊びを、コマを動かす象棋、石を置く囲碁、牌を揃える麻雀、絵をたどる雷峰塔すごろくで比べます。

人数・道具・勝ち方・時間・覚えやすさから選び、各作品の[遊ぶ]でブラウザの対局へ進めます。

初めてならこの3作品

  1. 雷峰塔すごろく

    振って進む手順が短く、絵の一致を見ながら始められます。

  2. 中国象棋

    2人でコマを動かす遊びを、動ける場所の表示と一緒に試せます。

  3. 囲碁

    9路盤で、石を置く・囲む・取る操作から試せます。

人数とやってみたい操作で選ぶ

短い手順で始めるなら雷峰塔すごろく、2人でコマの動きを考えるなら中国象棋、石の置き方を試すなら囲碁の9路盤が入口です。牌を引いて組み合わせる遊びなら麻雀へ進めます。麻雀は日本式、囲碁の数え方は日本ルール、雷峰塔は推定ルールで遊べます。

道具と操作で分けた遊び4 作品
この特集の4作品を道具と操作で4つのグループに分け、棒の長さで各グループの割合を示しています。

人数・道具・勝ち方・時間・覚えやすさを比べる

人数と時間は各作品の情報、覚えやすさは共通の3段階の目安に合わせています。時間は設定や経験で変わり、麻雀は局数でも変わります。比較はBGJで遊べるルールです。中国との関わりを示す資料と、現在のルールや設定の出典は各作品の紹介欄で分けて示します。

人数・時間と覚えやすさを比べる4 作品
人数の幅

2–6 人

時間の目安の幅

15–60 分

覚えやすさ
  • すぐ覚えられる1 作品
  • 少しずつ覚える0 作品
  • じっくり覚える3 作品
運の量
  • 実力が中心2 作品
  • 運と実力1 作品
  • 運が大きい1 作品

人数・時間は、この群の作品の最小値〜最大値です。覚えやすさ・運は作品ごとの目安で、点の高さではありません。

この特集の4作品について、人数と時間の幅、覚えやすさと運の関わりごとの作品数を比べられます。
人数・道具・勝ち方・時間・覚えやすさを比べる
作品人数・時間道具勝ち方手番の操作覚えやすさ
中国象棋2人・約25分河と九宮のある9×10の交点・各16枚のコマ相手の将を詰ませるか、相手の指せる手をなくす種類ごとの動きに従いコマを1枚動かすじっくり覚える:7種類の動きと河・九宮
囲碁2人・約60分線が交わる碁盤・黒と白の石地と取った石を数え、白のコミを加えて比べる空いた交点に石を1個置くかパスするじっくり覚える:石の取り方・生き死に・地
麻雀3〜4人・約25分数や字の牌・自分だけに見える手牌役のある手で上がり、最後の合計点を競う牌を1枚引いて1枚捨てる・捨て牌をもらう操作もあるじっくり覚える:牌の組・役・捨て牌の読み
雷峰塔すごろく2〜6人・約15分絵が並ぶ渦巻きの盤・各自のコマ・サイコロ1個中央の雷峰塔に先に届く1個振って進み、止まった絵と同じ絵へ移る(推定)すぐ覚えられる:振る・進む・同じ絵へ移る

盤で指す:コマを動かして将を詰ませる

種類ごとの動きと、コマどうしの利きを使って相手の将を追い込みます。中国象棋では、河と九宮という区画で動ける範囲が変わります。 [1]

中国象棋

人数
2人
時間
約25分
覚えやすさ
じっくり覚える

コマを動かして相手の将の逃げ道をなくす、2人の対戦です。中国象棋は、河のある盤と丸い漢字のコマを使います。砲は間のコマを1枚飛び越して取り、取ったコマは盤に戻しません。団体の入門資料で基本の動きを確認でき、BGJでは動ける場所の表示を使いながら練習できます。 [1]

道具
河と九宮のある9×10の交点・各16枚のコマ
勝ち方
相手の将を詰ませるか、相手の指せる手をなくす
手番の操作
種類ごとの動きに従いコマを1枚動かす

BGJのルール [1] [7]

石を置く:囲った地を比べる

黒と白が交互に石を置き、つながりを守りながら地を囲います。日本棋院は中国の古い書物に囲碁の記述があると紹介し、はじまりの詳細は明らかでないとしています。 [2]

囲碁

人数
2人
時間
約60分
覚えやすさ
じっくり覚える

石を置いて地を囲み、相手より広い地と多い取り石を目指す2人の対戦です。中国での記述は古い書物に残りますが、ここでの数え方は日本ルールです。置いた石は盤の上を動かさず、上下左右の空きを全部ふさぐと相手の石を取れます。BGJでは9路・13路・19路から盤を選べます。 [3]

道具
線が交わる碁盤・黒と白の石
勝ち方
地と取った石を数え、白のコミを加えて比べる
手番の操作
空いた交点に石を1個置くかパスする

BGJのルール [3] [8]

牌を揃える:手を作って点を競う

牌を引いて捨て、決まった組み合わせを作って点を競います。博物館の解説は麻雀を中国で生まれた遊びと紹介しており、ここでは日本式のリーチ麻雀を遊べます。 [4]

麻雀

人数
3〜4人
時間
約25分
覚えやすさ
じっくり覚える

牌を引いて捨てながら組み合わせを作り、上がって持ち点を増やす遊びです。中国で生まれた麻雀のうち、BGJは日本式のリーチ麻雀を扱います。3枚の組を4つと同じ牌2枚の組などを揃え、点になる条件の「役」も満たします。相手の捨て牌を見て残す牌を選び、点数の計算は画面で確かめられます。 [5]

道具
数や字の牌・自分だけに見える手牌
勝ち方
役のある手で上がり、最後の合計点を競う
手番の操作
牌を1枚引いて1枚捨てる・捨て牌をもらう操作もある

BGJのルール [5] [9]

すごろく:絵の盤で塔を目指す

サイコロの目で絵の盤を進み、中央の雷峰塔への到着を競います。美術館は盤絵を中国の1736〜1795年の木版刷とし、BGJでの移動手順は推定ルールとして示しています。

雷峰塔すごろく

人数
2〜6人
時間
約15分
覚えやすさ
すぐ覚えられる

出目の数だけ絵の盤を進み、中央の雷峰塔への到着を目指す遊びです。中国の木版刷の盤絵を使い、止まった絵と同じもう1つの絵へ移ります。美術館が示す1736〜1795年は盤絵の制作年代です。盤絵に遊び方の記載は確認できず、同じ絵へ移る手順などはBGJの推定ルールとして遊べます。 [6]

道具
絵が並ぶ渦巻きの盤・各自のコマ・サイコロ1個
勝ち方
中央の雷峰塔に先に届く
手番の操作
1個振って進み、止まった絵と同じ絵へ移る(推定)

BGJのルール [6] [10]

よくある質問

中国のボードゲームにはどんな遊びがありますか?

この特集では中国象棋・囲碁・麻雀・雷峰塔すごろくを紹介します。コマを動かす、石を置く、牌を揃える、出目で進むという違いがあり、それぞれの紹介欄から出典とルールを確認できます。

中国のボードゲームを初めて遊ぶならどれですか?

短い手順で始めたいなら雷峰塔すごろくが入口です。サイコロを振って進み、止まった絵と同じ絵へ移る推定ルールで遊べます。2人で考える遊びを試すなら、囲碁の9路盤や中国象棋のチュートリアルから始められます。

中国象棋と囲碁は何が違いますか?

中国象棋は種類ごとに動きの違うコマで相手の将を詰ませ、囲碁は同じ働きの石を置いて地を囲います。どちらも2人用ですが、象棋はコマの移動先、囲碁は石を置く場所を選びます。

中国の麻雀とここで遊べる麻雀は同じですか?

ここで遊べるのは日本式のリーチ麻雀です。麻雀の中国起源は博物館の解説で確認できますが、現在のBGJでは役が必要で、リーチやドラを使います。中国各地のルールを再現したものとしては紹介していません。

雷峰塔すごろくは昔と同じルールで遊べますか?

BGJの雷峰塔すごろくは推定ルールで遊びます。美術館の所蔵記録は中国の1736〜1795年の木版刷としていますが、盤絵に遊び方の記載は確認できません。サイコロで進んで同じ絵へ移る手順はBGJのルールとして分けて示しています。

出典とBGJでの遊び方

  1. 世界シャンチー連合会 — A Short Introduction to Xiangqi2人の対戦、中国での文化的な位置づけ、盤・コマ・動きの解説 / 確認日: ↩
  2. 日本棋院 — 囲碁の歴史「囲碁の起源」:中国の古い書物の記述と、起源の不確かさ / 確認日: ↩
  3. 日本棋院・関西棋院 — 日本囲碁規約 第十条(勝敗の決定)地と取り石による数え方。盤の大きさとコミの設定はBGJのルールを参照 / 確認日: ↩
  4. ミドルベリー大学美術館 — Asian Games: The Art of Contest「Memory and Matching」の段落:麻雀の中国起源に言及 / 確認日: ↩
  5. 日本プロ麻雀連盟 — 採用役一覧日本式の役・牌の組み合わせの確認用。BGJの設定全体を同団体の競技規則と同一とはしない / 確認日: ↩
  6. クリーブランド美術館 — Leifeng Pagoda Board Game(雷峰塔牌子)中国・乾隆期1736〜1795年の木版刷・紙の所蔵記録と盤絵。BGJの推定ルールの根拠とは分ける / 2025.105 / 確認日: ↩
  7. BoardGameJoin — 中国象棋:BGJのルール準備・進め方・勝ち方・設定 / 確認日: ↩
  8. BoardGameJoin — 囲碁:BGJのルール準備・進め方・勝ち方・設定 / 確認日: ↩
  9. BoardGameJoin — 麻雀:BGJのルール準備・進め方・勝ち方・設定 / 確認日: ↩
  10. BoardGameJoin — 雷峰塔すごろく:BGJのルール準備・進め方・勝ち方・設定(推定ルール) / 確認日: ↩

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