甲冑着用備双六のルール・遊び方
一寿斎芳員が絵を描いた絵双六『甲冑着用備双六』(安政5年・1858年)の実物の絵を盤にしたすごろくです。褌から兜まで鎧を一つずつ身につけ、戦支度を整えて中央の「勝軍歸陣」で上がり。2〜6人・約15分、ブラウザで無料・登録不要。
準備
- この盤は、一寿斎芳員が絵を描いた絵双六『甲冑着用備双六』(安政5年・1858年)の実物の絵です(国立国会図書館デジタルコレクション所蔵)。
- 2〜6人で遊びます。ひとりならCPU3人と対戦できます。
- 全員が右下の「振出し」からコマを1つ出します。コマには持ち主の印(形)が付いていて、同じマスに何人いても区別できます。コマ同士がぶつかることも、取られることもありません。
進め方
- 順番にサイコロを1個振り、出た目の数だけ進みます。順路は振出しから下の段を左へ進み、外側を時計回りに一周して、内側をもう一周し、中央の勝軍歸陣へ向かいます。
- マスは鎧の着付けの順です。1〜8マス目で褌・襯衣・衣帯・小袴・足袋・脚半・草鞋・腨當と身につけ、9〜20マス目で佩楯・决拾・臂罩・脇曳・胴丸・表帯・肩罩と具足を着け、刀を差し、喉輪・鉢巻・頬当をつけて兜をかぶります。21マス目からは背旗・楯板・竹束・銕炮・一番鎗などの戦の支度と手柄の場面が続きます。
- 振出しの表(一=褌・二=襯衣・三=衣帯・四=小袴・五=足袋・六=脚半)は、出た目の数だけ進むのと同じです。1〜6マス目には①〜⑥が刷られています。盤に番号が刷られているのはこの6マスだけなので、BGJでは順に1〜41の番号を付けています。
- どのマスにも、泊(一回休み)や〇番へ飛ぶといった決まりはありません。
勝敗と得点
- 中央の勝軍歸陣に、ちょうどの目で着いた人の勝ちです。
- 目が余ったときは、上りの左の黄色い札に刷られた決まりのとおり戻ります:1つ余れば旄配(41マス目)、2つで陣羽織(40)、3つで軍配(39)、4つで驛路鈴(38)、5つ余れば大鎧(37)へ。
- 既定では、最初に上がった人が出た時点で対局は終わりです。残りの人は進んだマスが多い順に順位が付きます。ローカルルールで、全員の順位まで続けることもできます。
このサイトの初期値
| 項目 | このサイトの初期値 |
|---|---|
| 人数 | 2〜6人(パーティーの人数で自動的に決まります) |
| 手番の制限時間 | 設けていません(パーティーの設定で 30 秒・60 秒を選べます) |
| 途中で抜けた人の扱い | 同じ端末で開き直すと同じ席に戻ります。戻らないときは CPU が代わりに打ちます |
| 引き分けの扱い | ランク戦の引き分けは、勝ちと負けの間としてレートに入ります |
| ルールの出どころ | 定番ゲーム集の既定に合わせています |
ルールの監修:株式会社Qdan(定番ゲーム集の既定に準拠)
ローカルルール一覧
初期値は定番ゲーム集の既定に合わせています。パーティーの設定で変えられます。
| 名称 | 内容 | 初期値 | 変更 |
|---|---|---|---|
| 上がりの決まり | 既定の「盤の決まりどおり」は、ちょうどの目で勝軍歸陣に着いたら上がり、余った目は黄色い札のとおり旄配・陣羽織・軍配・驛路鈴・大鎧へ戻ります(この盤では、余った数だけ上りから戻るのと同じマスです)。「余りは戻る」は、余った数だけ上りから戻ります。「越えても上がり」は、上りに届けば上がりです。 | 盤の決まりどおり | 変えられます |
| 全員の順位まで | オンにすると、1人が上がっても続けて、残り1人になるまで順位を決めます。既定はオフ(1人が上がったら終わり)です。 | オフ | 変えられます |
| もう一度で先手を交代 | [もう一度]で次の局の先手を隣の人へ回します。 | あり | 変えられます |
用語
- 振出し
- コマを出す最初の場所。この盤では右下の、一〜六の目と行き先の表があるマスです。
- 上り
- 双六のゴール。この盤では中央の「勝軍歸陣」(勝ち戦で陣に帰る)です。
- 具足
- 鎧一式のこと。この盤では胴丸・臂罩・佩楯・腨當などを一つずつ身につけていきます。
- 黄色い札
- 上りの左に刷られた、目が余ったときの戻り先の決まり。
よくある質問
目が余ったらどうなりますか?
上りの左の黄色い札のとおり、1つ余れば旄配、2つで陣羽織、3つで軍配、4つで驛路鈴、5つ余れば大鎧へ戻ります。どれも上りから余った数だけ戻ったマスです。ローカルルールで「越えても上がり」も選べます。
一回休みや飛ぶマスはありますか?
ありません。この双六は目の数だけ進む回り双六で、どのマスにも決まりは刷られていません。決まりは振出しの表と、上りの黄色い札だけです。
上下が逆さや横向きの札は読めますか?
この盤は囲んで座って遊ぶ前提で刷られていて、上の段の札は逆さ、左右の列の札は横向きです。BGJでは、いまのマスの番号・品名・読みを盤の下の札の欄に文字で出します。
このルールでそのまま遊ぶ
最終更新 2026-09-25 / 運営:株式会社Qdan