甲冑着用備双六の必勝法とコツ

甲冑着用備双六で勝つための考え方を、短いレッスンに分けました。読むだけでも分かるように書いていますが、レッスンにはそれぞれ実際の局面が付いています。[盤で試す]を押すと、その場面から自分で1手打てます。

着付けの順:褌から兜まで

レッスン1

題の「甲冑着用」のとおり、この双六の前半は鎧の着付けの順です。1〜8マス目の下の段では、褌(下帯)・襯衣(肌着)・衣帯(帯)・小袴(丈の短い袴)・足袋・脚半(すねに巻く布)・草鞋と、下着と足元を整え、腨當(すねを守る防具)をつけます。

左の列の9〜13マス目で、佩楯(太ももを守る防具)・决拾(弓を引くときの革の手袋)・臂罩(腕を守る籠手)・脇曳(脇の下のすき間をふさぐ防具)・胴丸(胴を包む鎧)と具足を着けていきます。

上の段の14〜20マス目で、表帯(胴の上から締める帯)・肩罩(肩を守る袖)を着け、刀と脇差の二本を腰に差し(帯兩刀)、喉輪(のどを守る防具)・鉢巻・頬当をつけて、20マス目で兜をかぶります(戴頭盔)。

盤は芳員の絵そのものなので、止まったマスを拡大で見ると、人物がその品を身につけているところが描かれています。品名は盤の下の札の欄にも文字で出ます。

振出しの表:一は褌、六は脚半

レッスン2

右下の振出しには、黄色い丸の中に一〜六の数字、その下に行き先の品名が刷られています。一は褌、二は襯衣、三は衣帯、四は小袴、五は足袋、六は脚半です。

行き先の6マスは、振出しのすぐ左の下の段に順に並び、それぞれの札の下に①〜⑥の丸い印があります。つまり表は、出た目の数だけ進むのと同じ決まりです。最初の一振りで、どの品から身につけ始めるかが決まります。

盤に番号が刷られているのはこの6マスだけです。BGJでは7マス目から先にも順路どおりに番号を付け、札の欄に出しています。

振出しの右端の赤い札が「振出し」です。ここから下の段を左へ、一つずつ身につけていきます。

戦支度から手柄へ:背旗から旄配まで

レッスン3

兜をかぶったあと、右の列の21〜24マス目は戦の支度です。背旗(背中に差す目印の旗)・挿鎗挟を差し、楯板(身を隠す板の楯)・竹束(竹を束ねた弾よけ)が描かれています。

内側の下の段(25〜31)は銕炮(火縄銃)・一番鎗(最初に槍を合わせる手柄)・母衣(背中にかけて風でふくらませる布)・狼煙(煙の合図)・一番乘(まっさきに敵陣へ乗り込む手柄)・弓箭(弓と矢)・熊手(先に爪のついた長い柄の道具)と続きます。

内側の左の列と上の段(32〜38)には、一騎(馬に乗った武者)・長刀・首帳・軍師(作戦を立てる人)・革鎧・大鎧(古い形の重く立派な鎧)・驛路鈴が並びます。

最後の右の列(39〜41)は軍配(大将が指図に使ううちわ形の道具)・陣羽織(鎧の上に着る袖なしの羽織)・旄配(大将が振って指図する道具)。大将の姿になって、中央の勝軍歸陣へ上がります。

上がり:黄色い札のとおりの戻り方

レッスン4

上りの左の黄色い札には、目が余ったときの戻り先が書かれています。「一ツあまれハ ざいはいへかへる」に始まり、二つで陣羽織、三つで軍配、四つで驛路鈴(札では「ゑきろ」)、五つ余れば大鎧へ帰ります。

戻り先は、上りから余った数だけ戻ったマスと同じです。1つ余れば一つ手前の旄配(41)、5つ余れば五つ手前の大鎧(37)です。

ローカルルールで、届けば上がりの「越えても上がり」にも変えられます(「余りは戻る」を選んでも、この盤では同じ戻り方です)。

上りまであと何マスかは、拡大の窓に出る番号の点(1〜6)で数えられます。勝軍歸陣に付いた点の数が、ちょうど上がれる目です。

盤で試す

レッスンを選ぶと、その局面から始まります。やり直しても構いません。

覚えたら試す

最終更新 2026-09-25 / 運営:株式会社Qdan