江戸名所四季遊参双六の必勝法とコツ

江戸名所四季遊参双六で勝つための考え方を、短いレッスンに分けました。読むだけでも分かるように書いていますが、レッスンにはそれぞれ実際の局面が付いています。[盤で試す]を押すと、その場面から自分で1手打てます。

四季の順:正月の日本橋から年の暮れの浅草市へ

レッスン1

題の「四季遊参」のとおり、この双六は江戸の名所を季節の順に並べています。振り出しの日本橋の初富士(1)は正月の景色です。

外側の下の段と左の列は春です。梅屋敷の梅(2)・亀戸の藤(3)・上野のさくら(6)・根岸の鶯(8)・品川の潮干(10)と続きます。上の段は夏で、両国の涼み(12)・三囲の夕立(16)・不忍池の蓮(17)が並びます。

右の列から内側の下の段・左の列は秋です。隅田川の月(22)・巣鴨の菊(23)・小松川の初雁(25)・海晏寺の紅葉(28)。内側の上の段から先は冬で、洲崎の千鳥(30)・真崎の雪(35)を経て、中央の浅草市(37)で上がります。

盤は国安の絵そのものなので、止まったマスの絵を拡大で見ると、その季節の江戸の景色をたどれます。札の名は盤の下の札の欄にも文字で出ます。

泊のマス:5か所で一回休み

レッスン2

泊のマスは、品川の潮干(10)・富ヶ岡のぼたん(14)・吉原の俄(18)・日暮の虫(26)・関屋の里の村雨(31)の5つです。どれも札の脇に「泊」の丸い印が刷られています。

泊に止まると、次に自分の番が回ってきたときに一回とばされます。休んでいるあいだは、席の札に「泊」と出て、コマは灰色に沈んで見えます。

吉原の俄には、両国の涼みで1が出たときの抜け道でも着きます。上がりで4つ余ったときに戻る関屋の里も泊のマスです。

サイコロは選べないので避けることはできませんが、泊の場所を覚えておくと、順位の入れ替わりを楽しめます。全体の縮図でも、どこで休んでいるかが分かります。

抜け道:両国で1が出たら吉原へ

レッスン3

両国の涼み(12)は、外側の上の段の左端のマスです。その左の小さな枠に「ここで一をふれば吉原へぬける」(読み下し。冒頭の字は推定)と刷られています。

両国の涼みにいるときに1が出たら、13〜17のマスを歩かずに、上の段の右端の吉原の俄(18)へ抜けます。ふつうなら1マスしか進めない目で、6マス進めます。

吉原は泊のマスなので、抜けた先で一回休みです。2〜6が出たときは、いつもどおり目の数だけ進みます。1の目は、6マス進むかわりに一回休む目になります。

両国にいるとき、拡大の窓の「1」の点は吉原の上に付きます。どの目でどこへ行くかは、番号の点(1〜6)で確かめられます。

上がり:盤の決まりどおりの戻り方

レッスン4

浅草市の横の黄色い枠には、目が余ったときの戻り先が書かれています。「一ッあまれば こまかたへかへる」に始まり、2つで真崎、3つで待乳山、4つで関屋の里、5つ余れば吾嬬の森へ帰ります(2〜5の行は「〃」で「あまれば」を略しています)。

1つ余って戻る駒形堂(36)は上りの一つ手前、5つ余って戻る吾嬬の森の夜雨(29)は8マス手前です。4つ余って戻る関屋の里(31)は泊のマスなので、戻ったうえに一回休みです。

ローカルルールで、余った数だけ戻る「余りは戻る」や、届けば上がりの「越えても上がり」にも変えられます。

浅草市まであと何マスかは、拡大の窓に出る番号の点(1〜6)で数えられます。浅草市に付いた点の数が、ちょうど上がれる目です。

盤で試す

レッスンを選ぶと、その局面から始まります。やり直しても構いません。

覚えたら試す

最終更新 2026-09-24 / 運営:株式会社Qdan