大将棋のルール・遊び方
大将棋は、2人・約90分の、15×15の盤に65枚ずつ並べるいちばん大きな将棋のひとつです。中将棋の21種に猛牛・飛龍・桂馬など8種を加えた29種。取ったコマは使えず、相手の王将(太子がいれば太子も)を取れば勝ち。ブラウザで無料・登録不要で遊べます。
目的
大将棋は、15×15の盤で相手の王将(醉象が成った太子がいれば太子も)を取ったほうが勝ちの将棋です。鎌倉時代に指されていた大きな将棋で、中将棋のもとになったと考えられています。ルールはWikipedia「大将棋」の本文に合わせ、昔の記録が少なく説が割れるところは設定で選べます。
準備
- 15×15の盤に、先手と後手が29種類65枚ずつ並べます。中将棋の21種(王将・醉象・金将・銀将・銅将・猛豹・盲虎・麒麟・鳳凰・香車・反車・角行・竪行・横行・飛車・龍馬・龍王・獅子・奔王・歩兵・仲人)に、鉄将・石将・桂馬・悪狼・嗔猪・猫刄・猛牛・飛龍の8種が加わります。
- 自分から見て奥の5段が敵陣です。持ちコマはありません。
進め方
- 自分の番には、盤のコマを1つ動かします。相手のコマのあるマスへ動けば、そのコマを取ります。取ったコマは盤から消え、打つことはできません。
- 獅子は1手で2回、周りの1マスへ動けます。2マス先へは間のコマを跳び越えて行けます。隣の相手のコマを取ってから元のマスへ戻る(居食い)、2枚続けて取る、動かずに手番を終える(じっと)こともできます。角鷹は真前、飛鷲は斜め前に同じ動きができます。
- 猛牛は縦横、飛龍は斜めに2マスまで動けます(間にコマがあると2マス目へは行けません)。桂馬は前に2・横に1のマスへ跳びます。
- 敵陣の外から敵陣に入ったとき、敵陣の中で相手のコマを取ったとき(敵陣から出ながら取るときも)に成れます。成らずに入ったコマは、取るか、いったん出て入り直すまで成れません。歩兵・香車・鉄将・石将は一番奥の段に、桂馬は奥の2段に着いたときにも成れます。成るかどうかは自由です。大将棋だけの8種は金将に、歩兵は中将棋と同じ「と金」に、ほかは中将棋と同じコマに成ります。王将・奔王・獅子は成りません。
- 同じ局面が4回目になる手は指せません(王手をかけられている側は除きます)。
勝敗と得点
- 相手の王将と、太子がいれば太子も取ると勝ちです。王手をかけられても別のコマを動かせますが、王将・太子の最後の1枚を取られると負けです。
- 指せる手が無くなった側の負けです。投了もできます。
このサイトの初期値
| 項目 | このサイトの初期値 |
|---|---|
| 人数 | 2人(パーティーの人数で自動的に決まります) |
| 手番の制限時間 | 設けていません(パーティーの設定で 30 秒・60 秒を選べます) |
| 途中で抜けた人の扱い | 同じ端末で開き直すと同じ席に戻ります。戻らないときは CPU が代わりに打ちます |
| 引き分けの扱い | ランク戦の引き分けは、勝ちと負けの間としてレートに入ります |
| ルールの出どころ | 定番ゲーム集の既定に合わせています |
ルールの監修:株式会社Qdan(定番ゲーム集の既定に準拠)
ローカルルール一覧
初期値は定番ゲーム集の既定に合わせています。パーティーの設定で変えられます。
| 名称 | 内容 | 初期値 | 変更 |
|---|---|---|---|
| 成りの決まり成りの決まり成りは、敵陣(奥の5段)に入ったコマを裏返して強いコマに変えることです。「中将棋と同じ」で成れるのは、外から敵陣に入る手と、敵陣の中や敵陣から出るときに相手のコマを取る手です。成らずに入ると次の機会を待つことになります。「本将棋と同じ」は敵陣に関わる手ならいつでも成れるので、成る時機に悩みません。 | Wikipediaの本文が「本来の決まり」と見る、中将棋の日本中将棋連盟と同じ成り方です。成らずに敵陣へ入ったコマは、取るか入り直すまで成れません。「本将棋と同じ」にすると、敵陣に入る・中で動く・出るたびに成れます(インターネットの大将棋で多い決まり)。 | 中将棋と同じ | 変えられます |
| 獅子の取り合い獅子の取り合い獅子は1手で2回動ける最強のコマです。「足」は、その獅子に持ち主のほかのコマが利いていて、取られても取り返せることです。この決まりを使うと、足のある離れた獅子は獅子で取れず、獅子以外のコマで獅子を取られた直後は、足のある相手の獅子を取れません(先獅子)。中将棋に慣れた人どうしなら使ってもよく、初めてなら既定の「使わない」が分かりやすいです。 | 中将棋の、獅子どうしの取り合いの決まり(1マス空けた獅子は足があると獅子で取れない・獅子以外で獅子を取られた直後は足のある相手の獅子を取れない=先獅子)を使うかどうかです。「使わない」が既定です(大将棋に同じ決まりがあったかは記録がはっきりせず、英語版 Wikipedia は「中将棋の取り合いの決まりは大将棋には当てはまらない」としています)。「連盟と同じ」は取ろうとする相手の獅子に足があるときだけ、「いつも」は足に関わらず先獅子になります。 | 使わない | 変えられます |
| 裸玉で勝ち裸玉で勝ち裸玉は、王将(と太子)のほかに働くコマが無くなった状態です。使うと、相手を裸玉にして、相手の次の1手でこちらも裸玉にされなければ勝ちです(両方裸玉なら引き分け)。コマが多い大将棋は終盤が長くなりやすいので、早く決着をつけたい卓に向きます。 | 相手のコマを王将(太子)だけにしたら、相手の次の手の後に勝ちにします(中将棋の日本中将棋連盟の駒枯れの決まり。こちらの残りが成っていない歩兵・仲人だけなら、成ってから)。大将棋の記録には無いので、既定は無効です。 | 無効 | 変えられます |
| 動けるマスを示す | コマを選んだとき、動けるマスに印を出します。 | 有効 | 変えられます |
| 先手の入れ替え | 1局ごとに先手を入れ替えます。 | 有効 | 変えられます |
| 手数の上限 | この手数に達したら引き分けにします。長い対局を切り上げたい卓のためのものです。 | なし | 変えられます |
用語
- 獅子
- 1手で2回動ける、いちばん強いコマです。麒麟が成っても獅子になります。
- 居食い
- 獅子が隣の相手のコマを取って、元のマスへ戻る手です。
- じっと
- 獅子などが動かずに手番を終える手です。
- 太子
- 醉象が成ったコマです。王将と同じ動きで、王将と太子を両方取られるまで負けになりません。
- 猛牛・飛龍
- 大将棋だけのコマです。猛牛は縦横、飛龍は斜めに2マスまで動き、成ると金将になります。
よくある質問
中将棋とどこが違いますか?
盤が15×15、敵陣が5段になり、鉄将・石将・桂馬・悪狼・嗔猪・猫刄・猛牛・飛龍の8種が加わります。この8種は金将に、歩兵は中将棋と同じ「と金」に成ります。獅子どうしの取り合いの決まりは、既定では使いません。
取ったコマは使えますか?
いいえ。大将棋に持ちコマはありません。取ったコマは盤から消えます。
王手をかけられたら逃げないといけませんか?
反則ではありませんが、王将を取られたら負けです。太子がいれば、王将と太子の両方を取られるまで続きます。
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最終更新 2026-09-25 / 運営:株式会社Qdan