大将棋の必勝法とコツ

大将棋で勝つための考え方を、短いレッスンに分けました。読むだけでも分かるように書いていますが、レッスンにはそれぞれ実際の局面が付いています。[盤で試す]を押すと、その場面から自分で1手打てます。

王将を取れば勝ち

レッスン1

大将棋では、相手の王将を取った側がその場で勝ちです。王手を放っておく手も反則ではありませんが、放っておいた王将は次の手で取られ、そこで対局が終わります。

この局面では、13十の奔王から6三の王将まで、斜めの筋に何もありません。奔王は8方向に何マスでも進めるので、そのまま取れば勝ちです。

大将棋には奔王・龍王・龍馬・飛車・角行に加えて、竪行・横行などの走るコマがたくさんあります。自分の番が来たら、まず相手の走るコマの筋が自分の王将に通っていないかを確かめましょう。

15×15の盤では、奥の段の大駒が一気に盤の反対側まで届きます。取られてもよいコマで筋をふさぐ、王将のそばに金将・銀将を置いて守りを固める、といった準備が大切です。醉象が成った太子がいれば、王将と太子の両方を取られるまで負けにならないので、醉象を敵陣へ進めて成らせるのも立派な守りです。

獅子の居食い

レッスン2

獅子は1手で2回動けます。1回目で隣の相手のコマを取り、2回目で元のマスへ戻れば、動かずに取ったことになります。これを居食いといいます。

この局面では、8七の歩兵の後ろに金将がいて、ふつうに取ると8七で金将に取り返されます。8八の獅子で居食いすれば、獅子は元の8八に残るので、金将は届きません。

盤では、獅子を選んでから8七(点線の枠)を押し、もう一度8八(元のマス)を押します。獅子の隣で取れるコマがあるときは、まず居食いを考えましょう。

居食いのほかにも、獅子は隣のコマを取ってからさらに1マス動く「2枚取り」や、隣の空いたマスへ行って戻る「じっと」ができます。どれも盤では、獅子を選んでから点線の枠のマスを押し、次に行き先を押すという同じ操作です。迷ったら[コマの一覧]で獅子の動きの図を確かめましょう。

猛牛と飛龍は2マスまで

レッスン3

猛牛は縦横の4方向に、飛龍は斜めの4方向に、1マスか2マス動けます。2マス目へ行くには、間の1マスが空いていなければなりません(跳び越えはできません)。

この局面では、10十の猛牛の2マス前、10八に相手の銀将がいます。間の10九は空いているので、そのまま取れます。

猛牛と飛龍は、成ると金将になります。金将は6方向に1マスしか動けないので、成るかどうかはよく考えましょう(成らなくてもかまいません)。

猛牛と飛龍は、中将棋には無い大将棋だけのコマです。1マスしか動けない小さなコマが多い大将棋の序盤では、2マス先まで届くこの2種が前線を押し上げる役になります。相手の猛牛や飛龍の2マス先に大事なコマを置かないように気をつけ、間の1マスに自分のコマを置いてふさぐのも有効です。

桂馬は敵陣で金将に

レッスン4

桂馬は前に2・横に1のマスへ、間のコマを跳び越えて動きます。前にしか進めないので、一番奥の2段に着くとそれ以上動けません(死に駒)。

この局面では、9七の桂馬が8五へ跳ぶと、敵陣(奥の5段)に入ります。入った手で成ると、金将(赤い字の金)になります。

大将棋だけの8種(鉄将・石将・桂馬・悪狼・嗔猪・猫刄・猛牛・飛龍)は、成るとみな金将です。歩兵は中将棋と同じく、と金に成ります。ほかのコマは中将棋と同じコマに成ります。

桂馬と同じように、歩兵・香車・鉄将・石将も前にしか進めないので、成らずに一番奥の段に着くと動けなくなります。これらは奥の段に着いた手でも成れるので、うっかり成り忘れても取り返しがつきます。ただし成ると動きが変わるコマもあるので、[コマの一覧]で成った後の動きを確かめてから選びましょう。

盤で試す

レッスンを選ぶと、その局面から始まります。やり直しても構いません。

覚えたら試す

最終更新 2026-09-25 / 運営:株式会社Qdan