旗源平のルール・遊び方
旗源平は、金沢に伝わる2〜8人のサイコロゲームです。源氏・平家の2組に分かれ、2個のサイコロの出た目の呼び名を唱えながら相手の旗を取り合います。ブラウザで無料・登録不要で遊べます。
旗源平の準備:組分けと道具
- 2〜8人で遊びます。席の並びの偶数番目が源氏、奇数番目が平家に分かれます(人数が偶奇どちらでもかまいません)。ひとりならCPU(平家)と対戦できます。
- 各組は小旗10本(1点)・中旗5本(10点)・大旗1本(50点)・纏1本(100点)を持ちます。小旗10本は中旗1本に、中旗5本は大旗1本に相当します。
- 先攻は源平が1個ずつサイコロを振り、大きい方の組から始めます(同じ目なら振り直し)。
旗源平の遊び方:サイコロと目の呼び名
- 手番の人が[サイコロを振る]で2個を同時に振ります。
- 出た目には全21通りの決まった呼び名があります。目の表どおりに、相手の旗をもらう・取った旗を返す・何も起きない、のいずれかが起こります。
- ぞろ目、1・5(うめがいち)、1・6(ちんろく)が出ると、同じ人がもう一度振れます。それ以外の目では次の人に手番が移ります(設定「振る順」が既定の「交互」なら源平の順、「組ごと」なら同じ組の全員が振ってから相手の組へ移ります)。
- 2・4(しのに)が出ると、すでに取った相手の中旗を1本返します。手元に中旗が無ければ何も起きません。
- 「おまかせで振る」をオンにすると、自分の手番になってから少し待つと自動でサイコロを振ります(既定はオフ)。
旗源平の呼び名一覧(全21通り)
旗源平では2個のサイコロの出方すべて(全21通り)に呼び名があり、目の表どおりに旗が動きます。呼び名は金沢の遊び方の解説とボードゲーム化された商品の点数表にある表記のとおりです。
| 目 | 呼び名 | 効き目 |
|---|---|---|
| 1・1 | ちんちんかもかも | 小旗2本もらう・もう一度 |
| 2・2 | にゃあにゃあ | 小旗2本もらう・もう一度 |
| 3・3 | さざなみ | 小旗2本もらう・もう一度 |
| 4・4 | しゅうじゅう | 小旗2本もらう・もう一度 |
| 5・5 | ごんご | 小旗2本もらう・もう一度 |
| 6・6 | じょうろく | 小旗2本もらう・もう一度 |
| 1・2 | ちんに | 小旗1本もらう |
| 1・3 | ちんさん | 小旗1本もらう |
| 1・4 | ちんし | 小旗1本もらう |
| 1・5 | うめがいち | 中旗1本もらう・もう一度 |
| 1・6 | ちんろく | 中旗1本もらう・もう一度 |
| 2・3 | にさまのかんかんど | なし |
| 2・4 | しのに | 中旗1本返す |
| 2・5 | ごにごに | なし |
| 2・6 | ろくに | 小旗1本もらう |
| 3・4 | しさまのかんかんど | なし |
| 3・5 | ごさまのかんかんど | なし |
| 3・6 | ろくさん | 小旗1本もらう |
| 4・5 | ごっしりはなかめ | なし |
| 4・6 | しろく | 小旗1本もらう |
| 5・6 | ごろく | 小旗1本もらう |
旗源平の勝敗:纏(まとい)の取り方
- 出た目で取れる点が相手の組の残る小旗・中旗・大旗の点を超えると、残る旗と纏を取って勝ちです。同じ一投でも取れます(既定の設定「次で纏」)。
- 設定を変えると、旗をすべて取ったあと「うめがいち」か「ちんろく」が出たときだけ纏を取る流派(「あがりで纏」)や、旗をすべて取った時点で勝ちにする流派(「旗だけで勝ち」)も選べます。
- 組の全員が投了すると、その組の負けです(仲間が残っていれば、投了した人を飛ばして続けます)。引き分けはありません。
このサイトの初期値
| 項目 | このサイトの初期値 |
|---|---|
| 人数 | 2〜8人(パーティーの人数で自動的に決まります) |
| 手番の制限時間 | 設けていません(パーティーの設定で 30 秒・60 秒を選べます) |
| 途中で抜けた人の扱い | 同じ端末で開き直すと同じ席に戻ります。戻らないときは CPU が代わりに打ちます |
| 引き分けの扱い | ランク戦の引き分けは、勝ちと負けの間としてレートに入ります |
| ルールの出どころ | 定番ゲーム集の既定に合わせています |
ルールの監修:株式会社Qdan(定番ゲーム集の既定に準拠)
旗源平のローカルルール(このサイトで選べる設定)
初期値は定番ゲーム集の既定に合わせています。パーティーの設定で変えられます。
| 名称 | 内容 | 初期値 | 変更 |
|---|---|---|---|
| 纏の取り方纏の取り方纏(まとい)は最後に残る旗で、取った組の勝ちです。「次で纏」は、出た目の点が相手の残りの旗の点より多ければ、残りの旗を全部取ったうえで纏も取ります。旗が残っていなければ、旗を取れる目ならどれでも纏です。「あがりで纏」は旗を取り尽くしたあと、1・5か1・6が出たときだけ纏を取れるので長引きやすく、「旗だけで勝ち」は旗を全部取れば勝ちです。 | 纏の取り方です。既定の「次で纏」は、取る点が相手の残りの旗より多ければ、あふれた分で纏も取ります(旗を取り尽くす前の1投でも取れます)。 | 次で纏 | 変えられます |
| 振る順 | 手番の回り方です。「交互」は源平が1人ずつ交代し、「組ごと」は同じ組の全員が振ってから相手の組に移ります。 | 交互 | 変えられます |
旗源平の用語
- 旗源平
- 石川県金沢市に藩政末期から伝わる正月の室内遊戯。金沢市の無形歴史文化遺産(令和5年3月1日認定)です。
- 源氏・平家
- 白(源氏)と赤(平家)の2組。源氏の紋は笹竜胆、平家の紋は揚羽蝶です。
- 纏(まとい)
- 組でいちばん大きい旗(100点)。相手の纏を先に取った組の勝ちです。
- うめがいち
- 1・5の目の呼び名。中旗1本をもらい、もう一度振れます。5の目を前田家の梅鉢紋に見立てた呼び名と伝わります。
- しのに
- 2・4の目の呼び名。取った相手の中旗を1本返します。「死に」を連想させる、いちばん悪い目とされます。
- 両替
- 小旗10本は中旗1本に、中旗5本は大旗1本に相当します。旗の本数は取られた点から自動で計算されます。
旗源平のルールでよくある質問
纏はどうやって取りますか?
既定のルールでは、出た目で取れる点が相手の残る小旗・中旗・大旗の点を超えると、残る旗と纏を取って勝ちです。同じ一投でも取れます。設定で「あがりで纏」(うめがいち・ちんろくだけ)や「旗だけで勝ち」にも変えられます。
ぞろ目が出るとどうなりますか?
小旗2本をもらい、続けて同じ人がもう一度振れます。1・5(うめがいち)と1・6(ちんろく)も同じく、中旗1本をもらってもう一度振れます。
しのにが出ると何が起こりますか?
2・4の目です。すでに取った相手の中旗を1本返します。まだ中旗を取っていなければ何も起こりません。
呼び名は作品で決めたものですか?
いいえ。金沢の遊び方の解説や金沢市の紹介ページなど、実在する出典にある呼び名をそのまま使っています。
このルールでそのまま遊ぶ
最終更新 2026-09-24 / 運営:株式会社Qdan