トゥエルブメンズモリスの必勝法とコツ

トゥエルブメンズモリスで勝つための考え方を、短いレッスンに分けました。読むだけでも分かるように書いていますが、レッスンにはそれぞれ実際の局面が付いています。[盤で試す]を押すと、その場面から自分で1手打てます。

四隅は3つのミルに関わる

レッスン1

ナインメンズモリスでは、外周・中周・内周それぞれの隅は線が1本だけで、参加できるミルも1つでした。トゥエルブでは盤の四隅に斜めの線が加わり、外側の隅から中の隅を通って内側の隅までがつながります。この斜めの線のおかげで、どの隅の点も、隣り合う2つのミルと、斜めのミルの合わせて3つに関われるようになります。

この局面では、あなたはすでに外周の左上と、内周の左上に石を置いています。この2点は同じ斜めの線でつながっていて、その真ん中にある中周の隅の点だけが空いています。光っている点に置けば、3点が斜めに並んでミルが完成します。

隅が弱かったナインの感覚のままだと、トゥエルブでは損をします。四隅、なかでも中周の隅は斜めと縦横の両方が使えて、いちばん多くのミルに関われる点です。置く場所を選ぶときは、まず四隅を検討しましょう。

隅の点でフォークを作る

レッスン2

隅の点は縦横のミルと斜めのミルの、合わせて3つに関われます。すでに縦横のミルの片方に石が1つ、斜めのミルにも石が1つあれば、その隅に置くだけで2つのミルが同時にあと1つで完成する形になります。

この局面では、中周の右上の隅の縦の並びにあなたの石が1つ、内周の左上の隅の斜めの並びにも1つあります。光っている中周の左上の隅に置くと、右の列のミルと、斜めのミルの両方が、あと1点だけで完成する状態になります。

相手は次の手番でどちらか片方しか防げません。もう一方に置けば、次の番でミルが完成して相手の石を取れます。ナインにはない斜めの分だけ、トゥエルブは隅でのフォークが作りやすいゲームです。

斜めの線で回転ミルを作る

レッスン3

トゥエルブの隅は、斜めの線でも隣の点とつながっています。この隣接を使うと、ナインと同じ「回転ミル」を隅でも作れます。隅の点と、そこから斜めに1つ動いた隣の隅、それぞれに別のミルを用意しておくのがコツです。

この局面では、外周の上の列にあなたの石が2つと、中周の上の列にも2つ並んでいます。いまは外周の左上の隅に石があってミルが1つ完成した状態です。この石を、斜めの線でつながる中周の左上の隅へ動かすと、外周のミルは崩れますが、中周の列とつながって新しいミルができます。

取ったあと、次の番で同じ道を戻ればミルが作り直され、また取れます。ナインでは使えない斜めの隣接のぶん、トゥエルブは隅を起点にした回転ミルを組みやすくなっています。

取る石は相手の次の一手を防ぐように選ぶ

レッスン4

ミルができて石を取れるとき、取れる石が複数あるなら、どれを取るかで差がつきます。孤立した石を取っても相手の計画は止まりません。相手の石が2つ並んでいて、あと1つの点に置けばミルが完成するという形があれば、その2つのうちどちらかを優先して取ります。

この局面では、相手の石が中周の上の列に2つ並んでいます。この2つは同じミルの一部で、残る1点に相手が石を置けば、次の番でミルが完成してしまいます。もう1つの相手の石は、内周の隅にぽつんと離れていて、いまはどのミルにも関わっていません。

光っている石を取れば、相手はまた1から2つ並べ直す必要があり、ミルの完成を大きく遅らせられます。隅の石を取っても、相手の列はそのまま残ってしまいます。取る石を選べるときは、相手が今にも完成させそうな形を優先してつぶしましょう。

盤で試す

レッスンを選ぶと、その局面から始まります。やり直しても構いません。

覚えたら試す

最終更新 2026-09-19 / 運営:株式会社Qdan