スカート(Skat)の必勝法とコツ

スカート(Skat)で勝つための考え方を、短いレッスンに分けました。読むだけでも分かるように書いていますが、レッスンにはそれぞれ実際の局面が付いています。[盤で試す]を押すと、その場面から自分で1手打てます。

入札は札の点とゲーム値を分ける

レッスン1

スカートの「61」は札の点のことで、A11・10は10・K4・Q3・J2(全部で120)を数えます。一方、入札で言う数は「ゲーム値」で、こちらは別のものです。ゲーム値は基本値×倍数で決まり、基本値は♦9・♥10・♠11・♣12・グラン24です。

倍数は、♣Jから順に切り札を何枚続けて持っている(持っていない)かの数に、ゲームの1を足し、スカートを取らないハンドならさらに1を足します。この局面の手札は♣Jを持ち、♠Jは持っていないので「ジャック付き1」、ゲームの1を足して倍数は2です。♣が切り札なら、ゲーム値は12×2=24になります。

入札は、自分が宣言するゲームのゲーム値を超えて言わないのがコツです。ゲーム値が入札に届かないと、札の点が61を超えても負けになり、その2倍を失います。まず18から言って、手札の強さを確かめましょう。

スカートの2枚は捨てて短いマークを空ける

レッスン2

入札に勝ってスカートを取ったら、手札12枚から2枚を捨てて10枚に戻します。捨てた2枚の点は宣言者の点に数えられるので、点の高い札を捨てても点を失うわけではありません。ただし、捨てた札は手から出して取る機会を失います。

捨てる札を選ぶ目安は3つです。切り札は捨てない。手札に短いマークがあれば、そのマークを捨てて空ける。点の低い札から捨てる。マークを空けておくと、相手がそのマークを出したときに切り札で切って取れます。

この局面の手札は♣と♠だけで、スカートは♦8と♦7です。2枚を取って、そのまま捨てれば、手札から♦も♥も無くなり、相手がそのマークを出したときは切り札の♣で取れます。0点の札なので、点も減りません。

もう一人の守り手が勝つ札には点の高い札を添える

レッスン3

宣言者でない2人は、協力して宣言者を60点以下に抑えます。取ったトリックの点は、守り手のどちらが取ってもまとめて数えるので、2人のどちらが取っても同じです。

もう一人の守り手がそのトリックに勝っているときは、同じマークの点の高い札(10やA)を添えましょう。守る側のトリックの点が増えて、宣言者が61に届きにくくなります。逆に、宣言者が勝っているときは、点の低い札を出して点を渡さないようにします。

この局面は、宣言者が♠7を出し、もう一人の守り手が♠Aで勝っています。あなたは最後に出す人で、♠を持っているので同じマークを出します。♠10を添えると、このトリックは21点(♠7が0、♠Aが11、♠10が10)になります。

♣Jから出して相手のジャックを落とす

レッスン4

スートとグランでは、ジャックはどのマークでも切り札で、強さは♣J>♠J>♥J>♦Jの順です。切り札が出たら、ほかの人も切り札を持っていれば必ず切り札を出さなければなりません。

宣言者の手に♣Jがあるときは、最初に♣Jを出すのが基本です。相手が持っているジャックはすべて♣Jより弱いので、出さざるをえず、そのトリックで取られてしまいます。相手の切り札が減るので、あとで出すAや10が切られにくくなり、取れる点を守れます。

この局面は♣が切り札で、あなたは♣J・♣A・♣10などを持っています。相手は♠Jと♥Jを持っています。♣Jから出すと、2枚のジャックがそろって落ち、あなたが6点を取ります。

盤で試す

レッスンを選ぶと、その局面から始まります。やり直しても構いません。

覚えたら試す

最終更新 2026-10-08 / 運営:株式会社Qdan