ナインメンズモリスの必勝法とコツ

ナインメンズモリスで勝つための考え方を、短いレッスンに分けました。読むだけでも分かるように書いていますが、レッスンにはそれぞれ実際の局面が付いています。[盤で試す]を押すと、その場面から自分で1手打てます。

十字の点(線が4本)を優先する

レッスン1

盤の24点は、集まる線の数が場所によって違います。外周・中周・内周それぞれの四隅、あわせて12点は線が1本だけで、参加できるミルも1つです。各辺の真ん中にある12点は線が2本あり、ミルに2通りで関われます。なかでも中周の真ん中4点は線が4本集まる「十字の点」で、動ける方向がいちばん多くなります。

この局面では、あなたはすでに中周の左上の点に石を置いています。空いている点は、外周の隅ともう1つ、中周の上の十字の点です。隅に置いても参加できるミルは1つのままですが、十字の点に置けば、いま並べている横のミルと、あとで縦にもう1つのミルに関われる石になります。

序盤で置く場所に迷ったら、まず隅より辺の真ん中、その中でも十字の点を優先しましょう。参加できるミルの数が多いほど、あとで有利な手が増え、動きも封じられにくくなります。

2つのミルを同時に狙う(フォーク)

レッスン2

十字の点は2つのミルに関われるので、うまく使えば「フォーク」を作れます。すでに石が2つ、別々のミルの上に離れて置いてあるとき、その2つのミルが交わる十字の点に置くと、両方のミルが同時にあと1つで完成する形になります。

この局面では、中周の隅と外周の真ん中にすでに石があります。この2点は、どちらも中周の上の十字の点を通るミルの一部です。光っている十字の点に置くと、横のミルと縦のミルが両方とも、あと1つで完成する状態になります。

相手は次の手番で、2つの空いている完成点のどちらか片方にしか置けません。残ったほうに置けば、次はあなたの番でミルが完成し、相手の石を1つ取れます。2つの石が同じ十字の点でつながっていないか、置く前に確かめましょう。

回転ミルで取り続ける

レッスン3

動く段になったら「回転ミル」を狙いましょう。隣り合う2つの点それぞれに、別々のミルを1つずつ用意しておきます。片方の点にある石をもう片方へ動かすと、そのミルが崩れる代わりに、もう片方のミルが完成します。次の番で元へ戻せば、また別のミルが完成します。

この局面では、中周の左右の隅にすでに石があり、内周の左右の隅にも石があります。いまは内周の真ん中の点に石があってミルが1つ完成した状態です。この石を、隣にある中周の真ん中の点へ動かすと、内周のミルは崩れますが、中周の左右とつながって新しいミルができます。

相手の石を取ったら、次の番でまた元の点へ戻せば、内周のミルが作り直されて、もう一度取れます。1つの石を2点の間で往復させるだけで、毎回相手の石を減らせる強力な形です。序盤のうちから、隣り合う2点にミルを準備できないか探しておきましょう。

取る石は相手の次の一手を防ぐように選ぶ

レッスン4

ミルができて石を取れるとき、取れる石が複数あるなら、どれを取るかで差がつきます。孤立した石を取っても相手の計画は止まりません。相手の石が2つ並んでいて、あと1つの点に置けばミルが完成するという形があれば、その2つのうちどちらかを優先して取ります。

この局面では、相手の石が外周の真ん中と中周の十字の点に並んでいます。この2つは同じミルの一部で、残る1点に相手が石を置けば、次の番でミルが完成してしまいます。もう1つの相手の石は、外周の隅にぽつんと離れていて、どのミルにも関わっていません。

光っている十字の点の石を取れば、相手はまた1から2つ並べ直す必要があり、ミルの完成を大きく遅らせられます。隅の石を取っても、相手はすぐ次の番でミルを完成させてしまいます。取る石を選べるときは、相手が今にも完成させそうな形を優先してつぶしましょう。

盤で試す

レッスンを選ぶと、その局面から始まります。やり直しても構いません。

覚えたら試す

最終更新 2026-09-19 / 運営:株式会社Qdan