ナポレオンの必勝法とコツ

ナポレオンで勝つための考え方を、短いレッスンに分けました。読むだけでも分かるように書いていますが、レッスンにはそれぞれ実際の局面が付いています。[盤で試す]を押すと、その場面から自分で1手打てます。

宣言は「取れるトリック×2+副官」で数える

レッスン1

ナポレオンの宣言は「取る絵札の枚数」ですが、手札の絵札を数えても当てになりません。絵札は20枚、トリックは10回なので、1回のトリックに平均2枚の絵札が入ります。だから、自分で取れるトリックの数を数えて2倍するのが近道です。

取れるトリックの目安は、マイティ・正ジャック・裏ジャックがほぼ1つずつ、切り札のAとKが1つずつ、切り札が4枚目より多ければ1枚につき半分ほど、ほかのマークのAが1つ弱です。これに、副官が取ってくれる2トリックほどと、場札で良くなるぶんを足します。

この局面の手札は、マイティ(♠A)・正ジャック(♠J)・裏ジャック(♣J)に、♠K・♠Q・♠10・♠9と、♥A・♦A。♠を切り札にすれば7トリック近く取れそうです。控えめに見ても16枚は届くので、16♠で宣言してみましょう。

副官は「持っていない最強の札」で指名する

レッスン2

副官は、ナポレオンが指名した札を持っている人です。副官はナポレオン軍の味方として絵札を取ってくれるので、できるだけ強い札を持っている人を味方にしたいところです。

そこで、自分が持っていない札の中でいちばん強いものを指名するのが基本です。マイティ(♠A)を持っていなければマイティ、持っていれば正ジャック(切り札のJ)、それも持っていれば裏ジャック、という順に考えます。自分の札や場札を指名すると一人ナポレオンになり、味方がいなくなります。

この局面は、♥が長いので13♥で宣言し、ナポレオンになってから副官を選びます。手札にマイティ(♠A)はありますが、♥J(正ジャック)はありません。宣言したら、[正J]を押して♥Jを選び、[副官を決める]で指名しましょう。

味方が勝つトリックに絵札を付ける

レッスン3

ナポレオンは、取ったトリックの数ではなく、取った絵札の枚数で勝ち負けが決まります。だから、味方が勝つと決まっているトリックには、絵札を出して一緒に取ってもらうのが強い手です。これを「絵札を付ける」と言います。

反対に、相手が勝ちそうなトリックに絵札を出すと、その絵札は相手の分になります。同じマークが無くて好きな札を出せるときは、誰が勝ちそうかを見てから、付けるか小さい札で逃げるかを決めます。

この局面のあなたは副官です。ナポレオンがマイティ(♠A)を出したので、このトリックはナポレオン軍のものです。あなたは♠を持っていないので好きな札を出せます。♦Kを付けて、ナポレオン軍の絵札を増やしましょう。

よろめき:♥Qでマイティを倒す

レッスン4

マイティ(♠A)はナポレオンでいちばん強い札ですが、ただ1枚だけ勝てる札があります。それが♥Qで、同じトリックにマイティと♥Qが出ると♥Qの勝ちになります。これを「よろめき」と言います。

よろめきは、♠を持っていないときに一番生きます。マイティが♠として出されると、♠を持っている人は♠を出さなければならないので、♥Qは出せません。♠が無ければ好きな札を出せるので、♥Qでマイティを倒せます。

この局面のあなたは連合軍です。ナポレオンがマイティで絵札を取りにきましたが、あなたは♠を持っていません。手札の♥Qを出せば、よろめきでこのトリックを連合軍が取れます。

ジョーカーは最初に出して切り札を吐き出させる

レッスン5

ジョーカーは不思議な札です。あとから出すといちばん弱い札ですが、トリックの最初に出すと切り札を請求し、ほかの人は切り札を持っていれば必ず出さなければなりません。しかも、役札(マイティ・正ジャック・裏ジャック)が出ない限り、ジョーカーが勝ちます。

ナポレオンにとって、相手の手に残っている切り札は、あとで自分の絵札を切ってくる怖い札です。ジョーカーを最初に出せば、その切り札を安全に吐き出させられます。ただし最初のトリックではジョーカーを最初に出せません。

この局面のあなたはナポレオンで、切り札は♥です。ほかの人に♥が少し残っています。光っているジョーカーを最初に出して、♥を吐き出させましょう。

盤で試す

レッスンを選ぶと、その局面から始まります。やり直しても構いません。

覚えたら試す

最終更新 2026-09-26 / 運営:株式会社Qdan