円筒将棋の必勝法とコツ

円筒将棋で勝つための考え方を、短いレッスンに分けました。読むだけでも分かるように書いていますが、レッスンにはそれぞれ実際の局面が付いています。[盤で試す]を押すと、その場面から自分で1手打てます。

飛車は端をこえて回り込む

レッスン1

円筒将棋では、盤を横に丸めた円筒として扱います。飛車が横に利くとき、1筋の外へ出ると9筋から、9筋の外へ出ると1筋から利きが続きます。同じマスへ、2つの向きから届くことがあります。

この局面では、9五に飛がいます。2五にある相手の歩を取ろうとしても、6五に自分の歩があって、そちらの向きには進めません。盤の端をこえる向きに進めば、6五の歩に邪魔されずに2五まで届き、歩を取れます。

利きを読むときは、まっすぐ進む向きだけでなく、端をこえて反対側から回り込む向きも数えましょう。特に飛車と角は利きが長いので、回り込みが実戦でもよく起こります。

角も筋をこえてつながる

レッスン2

角の斜めの利きも、飛車と同じように盤の端をこえます。筋(横方向)が変わる動きなので、1筋の外は9筋、9筋の外は1筋として利きが続きます。

この局面では、8五に角がいます。左上へ斜めに進むと、9四で盤の端をこえて1三へ現れ、そのまま2二の相手の歩まで届いて取れます。ふつうの将棋なら盤の外に出て止まる向きです。

角は縦横に利かない分、斜めの利きの長さで勝負するコマです。円筒将棋では端をこえる分だけ利きが伸びるので、盤のどのマスも思ったより近いと考えましょう。角の斜めの利きが端をこえるかどうかは、玉の周りを守るときにも見落としやすい点です。

横王手は片側の合駒では止まらない

レッスン3

円筒将棋の横の利きは、盤の端で2つの向きにつながっています。相手の飛が玉と同じ段にいるとき、片側に自分のコマを置いて利きをふさいでも、もう一方の向き(端をこえた側)から利きが続いていることがあります。

この局面では、9五に自分の玉、1五に相手の飛がいます(1五と9五は端をこえて1マス隣です)。合駒をふさぐ場所が定まらないまま様子を見ると、次の手で危険が続きます。ここでは2四の銀で1五の飛をすぐに取ってしまいましょう。

円筒将棋では、横の利きを持つ飛と、斜めの利きを持つ角が、盤のどちら側からも玉に迫れます。合駒で片づけたつもりでも反対側が空いていないか、王手をかけられる前に確かめる習慣が大切です。

桂も筋をこえて跳ぶ

レッスン4

円筒将棋で端をこえるのは、飛車や角のような長い利きだけではありません。桂の跳びも筋(横方向)が変わる動きなので、盤の端で折り返します。

この局面では、9五に桂がいます。ふつうの将棋なら1つの隣の筋にしか跳べませんが、円筒将棋では盤の端をこえて1三へも跳べます。8四だけでなく1三も跳べる先として数えましょう。

桂は自分のコマを飛びこえて跳ぶ変わったコマですが、円筒将棋ではさらに盤の端も飛びこえます。端に近い桂を見たら、跳べる先を将棋のときより広く数えるようにしましょう。桂を打つときも、盤の端に近いマスなら跳べる範囲が広がることを覚えておきましょう。

盤で試す

レッスンを選ぶと、その局面から始まります。やり直しても構いません。

覚えたら試す

最終更新 2026-09-25 / 運営:株式会社Qdan