バックギャモンの必勝法とコツ

バックギャモンで勝つための考え方を、短いレッスンに分けました。読むだけでも分かるように書いていますが、レッスンにはそれぞれ実際の局面が付いています。[盤で試す]を押すと、その場面から自分で1手打てます。

ポイントを作る

レッスン1

バックギャモンで「ポイント」とは、同じマスに自分のコマを2枚以上置いた形のことです。2枚あれば相手はそこへ入れませんし、当てられることもありません。反対に1枚だけのコマは「ブロット」と呼ばれ、当てられるとバー(盤の中央)へ戻され、いちばん遠いところから入り直しになります。

出目は3と1。この2つを別々のコマに使い、8から5へ、6から5へと動かすと、5のマスに自分のコマが2枚そろってポイントになります。ここまでの手でブロットは1枚も残らないので、次に相手がどんな目を振っても当てられるコマはありません。36通りの出目のうち0通りです。

同じ3と1でも、13から10、6から5とばらばらに使うと、5と10に1枚ずつのブロットが残ります。次の相手の36通りのうち26通りで、どちらかを当てられます。2つの目を1つのマスに集めてポイントを作る。これが開幕でいちばん覚える価値のある考え方です。

ブロットを作らない

レッスン2

1枚だけで残っているコマをブロットといいます。相手のコマが同じマスに来ると当てられ、バー(盤の中央)へ戻されます。戻されたコマは相手の陣地の入口から入り直すので、それまで進めた分がほとんど無駄になります。だから手を選ぶときは、まず「この形で何通りの出目に当てられるか」を数えます。

この局面は10のマスにブロットが1枚。出目は4と2です。13から11、13から9と2枚を前に出すと、9・10・11に1枚ずつ、合わせて3枚のブロットが並びます。次の相手の36通りのうち13通りで、どれかを当てられます。

10から6、8から6と動かせば、ブロットは1枚も残りません。当てられる出目は0通りです。前に出す手のほうが景気よく見えますが、当てられて戻されると、進めた距離はまとめて失われます。数えてから決めましょう。

プライム(連続ポイント)

レッスン3

自分のポイントが横に続いた形をプライムといいます。相手のコマは、自分のポイントが並んだマスに入れないので、続きが長いほど越えるのに必要な目が限られます。6つ続けば1から6のどの目でも越えられず、後ろに取り残されたコマは完全に止まります。

この局面では4・5・6が3つ続き、7にはコマが1枚だけ。出目は6と1です。11から5、8から7と動かすと、4から8まで5つ続きます。相手の後ろの2枚は自分の1のマスにいるので、3・4・5・6の目ではどこにも出られず、動けるのは1か2の目だけになります。ブロットも残らず、当てられる出目は0通りです。

同じ出目でも13から7、6から5とすると、7は埋まりますが6が空いて続きが切れます。ブロットも2枚残り、36通りのうち15通りで当てられます。埋めるときは、どこが空くかまで見ましょう。

アンカー(相手陣の足場)

レッスン4

相手の陣地に残っている自分のコマは、1枚のままだと当てられ放題です。2枚を同じマスにまとめて置けば、そこは自分のポイントになり、相手は入れません。この「相手陣に置いた安全な足場」をアンカーと呼びます。急いで走り出すより、まず足場を作るほうが安全です。

この局面では、相手の陣地に自分のコマが22と24のマスに1枚ずつあります。出目は4と2。22から18、24から22と走らせると、4・18・22の3枚がブロットになり、次の相手の36通りのうち35通りでどれかを当てられます。ほとんど確実に戻されます。

先に24から22と動かせば、22に2枚そろってアンカーになります。残った4の目で8から4とすれば、手前に1枚で残っていたコマも2枚になり、当てられる出目は0通りです。走るのは、足場を作って相手の様子を見てからにしましょう。

ベアオフの順番

レッスン5

自分のコマ15枚が全部ホーム(1〜6のマス)に入ると、ベアオフ(コマを盤の外へ上げる作業)が始まります。相手のコマがまだ自分の陣地に残っているあいだは、上げる順番が大事です。上げたあとに1枚だけのマスができると、そこを当てられて、そのコマは盤のいちばん遠いところからやり直しになります。

この局面は3・4・5・6の4つのマスがどれも2枚以上で埋まっていて、相手のコマが2枚、自分の1のマスに残っています。出目は6と1。6の目は6のマスから1枚上げる以外に使い道がありません。問題は1の目のほうです。

6から5と動かすと、6のマスが1枚だけになります。次の相手の36通りのうち13通りで当てられます。5から4(または4から3)としておけば、どのマスも2枚以上のまま。当てられる出目は0通りです。上げる前に、1枚だけになるマスができないかを見ましょう。

盤で試す

レッスンを選ぶと、その局面から始まります。やり直しても構いません。

覚えたら試す

最終更新 2026-09-14 / 運営:株式会社Qdan