はさみ将棋の必勝法とコツ

はさみ将棋で勝つための考え方を、短いレッスンに分けました。読むだけでも分かるように書いていますが、レッスンにはそれぞれ実際の局面が付いています。[盤で試す]を押すと、その場面から自分で1手打てます。

2枚で挟む形を作る

レッスン1

はさみ将棋の取り方はひとつだけ。相手のコマを、縦か横に自分のコマ2枚ではさむと取れます。斜めは効きません。コマは縦横に何マスでも動けますが、ほかのコマを飛び越えられないので、「はさむ側の1枚を先に置いておき、もう1枚を走らせて閉じる」という手順になります。

つまり、いきなり2枚を用意するのではなく、1枚を相手のコマの向こう側に置いておくのが準備です。相手のコマの反対側が空いていて、そこへ自分のコマが届くなら、それは取りの形です。

この局面で指せる手は59通りありますが、取れる手はたった1つ。上のコマをまっすぐ下ろすと、横の並びで1枚、縦の並びでもう1枚、合わせて2枚を同時に取れます。1手で2方向というのは、十字の交わるところに入ったときに起こります。

挟まれる形を作らない

レッスン2

はさみ将棋では、挟まれたコマが1枚とはかぎりません。自分のコマが縦か横に続けて並んでいて、その両端に相手のコマが付くと、並んだぶんが一度に取られます。5枚取られたら負けなので、3枚並びを一度に取られるのは、それだけで勝負が決まる手です。

危ないのは、並びの片側にすでに相手のコマがいて、反対側が空いていて、そこへ相手のコマが届くときです。自分の手番のうちに、並びを崩すか、反対側のマスを自分でふさぐか、届く相手のコマを止めるかを選びます。

この局面で右上へコマを走らせると、自分のコマが縦に3枚並び、上には相手のコマがすでにいます。次の相手の手で下から閉じられ、3枚まとめて取られます。並ばない手なら、相手に取られる手は0枚。安全な手はこの局面だけで11通りあります。

隅のコマの取り方

レッスン3

盤の四隅は、縦横に2方向しか道がありません。そのため、ふつうの「両側からはさむ」形が作れず、隅に逃げ込んだコマは永久に取れないことになります。そこで、はさみ将棋には隅だけの決まりがあります。隅のとなりの2つのマスを自分のコマで押さえると、囲んだことになって取れます。

つまり必要なのは、隅の真横と真上(真下)の2マスです。片方を先に押さえておき、もう1枚を走らせて置けば、その瞬間に隅のコマが取れます。相手が隅へ逃げたときは、追いかけるのではなく、この2マスを数えます。

この局面では、すでに片方のマスを自分のコマが押さえています。下の段のコマを1つ横へ動かしてもう一方のマスに入ると、左下の隅のコマが取れます。ほかに取れる手はありません。隅は「逃げ場」ではなく、押さえれば確実に取れる場所です。

数の優位を守る

レッスン4

このサイトの既定では、相手のコマを5枚取ったほうが勝ちです。だから終盤は、盤のコマの多さではなく「取った数」を見ます。4対4なら、次の1枚がそのまま勝ちになります。逆に、1枚取りに行って自分のコマが挟まれる形に入ってしまうと、その1手で勝ち負けが入れ替わります。

この局面は、お互いに4枚取ったところ。盤に残っているのは自分のコマ5枚と相手のコマ5枚で、指せる手は51通りあります。そのうち取れる手はたった1つです。

右の列に注目します。相手のコマの上には、すでに自分のコマが1枚。自分のコマを横へ走らせてその下に入れば、縦に挟んで5枚目です。取った数が並んでいるときほど、盤全体をながめる前に、まず「はさめる形が残っていないか」を確かめましょう。

盤で試す

レッスンを選ぶと、その局面から始まります。やり直しても構いません。

覚えたら試す

最終更新 2026-09-14 / 運営:株式会社Qdan