囲碁の必勝法とコツ

囲碁で勝つための考え方を、短いレッスンに分けました。読むだけでも分かるように書いていますが、レッスンにはそれぞれ実際の局面が付いています。[盤で試す]を押すと、その場面から自分で1手打てます。

隅から打つ

レッスン1

囲碁は、囲った交点の数(地)が多いほうが勝ちです。だから「どこが囲いやすいか」が最初の分かれ道になります。盤の隅は二つの辺が壁の代わりになり、辺は一つ、中央には壁がありません。同じ広さを囲うのに要る石の数がまるで違います。

9路盤で3路×3路=9目を囲ってみると、隅なら6子、辺なら9子、中央なら12子かかります。倍の石を使って同じ地しか囲えないなら、先に隅から打つほうが得です。9路盤の星は5つで、そのうち4つは隅にあります。序盤は空いている隅から順に打ちます。

中央が悪いわけではありません。隅と辺が決まって、外を向いた石の壁ができてから中央は大きくなります。順番は「隅→辺→中央」。迷ったら空いている隅の星に打てば、まず外しません。

アタリになったら逃げる

レッスン2

石の上下左右にある空いた交点を「呼吸点」といいます。呼吸点が全部ふさがると、その石はまとめて取られます。残りが1つになった状態が「アタリ」で、相手の番にそこを打たれたら終わりです。石の数ではなく、呼吸点の数を数えるのが囲碁の見方です。

この局面では、右下の黒5子の呼吸点が1つしか残っていません。そのまま放っておくと、白にその1点を打たれて5子ごと取られ、そこは白の地になります。逃げ道は上へ1つ。伸びると呼吸点は3つに増え、広いほうへ出られます。

アタリになったら、選択肢は三つです。伸びて呼吸点を増やす、別の自分の石につないで一つの大きな石にする、それとも小さければ捨てる。逆に、相手の石がアタリになっていたら、その1点を打てば取れます。取った石(アゲハマ)は最後に相手の地に埋めて数えます。

二眼で生きる

レッスン3

囲まれた石が助かる条件は一つだけ、「眼が二つあること」です。眼とは、自分の石だけで囲んだ空きの交点のこと。相手はそこに打つと自分の石に呼吸点が無くなるので(着手禁止点=自殺手)、打てません。眼が二つあれば、二つとも同時にふさぐことはできず、その石は最後まで取られません。

危ないのは眼が一つのときです。眼が一つだと、外側の呼吸点を全部詰められたあと、最後にその眼を打たれて取られます。「一眼は死、二眼は生き」と覚えます。

この局面の黒は、左上で囲まれていて、空いているのは縦に三つ並んだ交点だけです。急所はそのまん中。ここに打てば眼が二つに分かれ、白はどちらにも打てなくなります。逆に白に先にまん中を打たれると、眼は一つにしかならず、取りに行っても自分がアタリになって、この黒は助かりません。

シチョウで追う

レッスン4

アタリをかけ続けて相手の石を追いかけ、盤の端まで運んで取ってしまう形を「シチョウ」といいます。追われる側は、毎回ただ一つの呼吸点へ伸びるしかなく、そのたびにまたアタリになります。石は増えますが、増えたぶん全部まとめて取られます。

大事なのは押さえる向きです。進む先をふさぐと、相手は横(上)へ体を開いて逃げ出し、呼吸点が三つに増えてもう追えません。逃げる方向の斜め前——つまり上から押さえ続けると、相手は端に沿って進むしかなく、盤の端で行き止まりになります。この局面では、上から押さえ続けると白6子をまとめて取れます。

ただしシチョウには落とし穴があります。追いかけた先に相手の石が一つでもあると(シチョウアタリ)、そこにぶつかった瞬間に呼吸点が増えて逃げられ、こちらは追いかけたぶんだけ損をします。追う前に、進む先の対角線上に相手の石が無いかを必ず確かめます。

盤で試す

レッスンを選ぶと、その局面から始まります。やり直しても構いません。

覚えたら試す

最終更新 2026-09-14 / 運営:株式会社Qdan