チェッカーの必勝法とコツ

チェッカーで勝つための考え方を、短いレッスンに分けました。読むだけでも分かるように書いていますが、レッスンにはそれぞれ実際の局面が付いています。[盤で試す]を押すと、その場面から自分で1手打てます。

中央を取る

レッスン1

チェッカーのコマは斜め前にしか進めません。だから、そのコマが次にどこへ行けるかは、立っているマスで決まります。盤のいちばん左といちばん右の列は、斜め前が1つしかありません。中央寄りのマスなら2つあります。同じ1手でも、どちらへ出すかでコマの働きが変わります。

この局面で、右から2つ目のコマを端へ出してみましょう。着いたマスの斜め前は1つだけで、そこは相手のコマがふさいでいます。このコマは行き場が0。盤には乗っているのに、しばらく数に入らないコマになります。

同じコマを中央へ出せば斜め前は2つ。いま1つは相手のコマでふさがっていますが、もう1つは空いていますし、相手がそのコマを動かせば道はさらに開きます。どちらの手も相手に取られる形ではありません。取られないなら、道の多いほうへ出しましょう。

最後列を守る

レッスン2

相手のコマが自分の最後列(自分から見ていちばん手前の段)に着くと、キングになります。キングは斜め前にも斜め後ろにも進めて、どちらの向きにも取れるので、ふつうのコマより明らかに強いコマです。逆に言えば、最後列の4つのマスに自分のコマが座っているあいだ、相手はそこへ着地できません。

この局面は最後列の4マスがまだ全部埋まっています。ここで右端のコマを動かすと、そのマスが空きます。相手はとなりで待っていたコマを1つ進めるだけで、その空いたマスに着いてキングになります。1手で相手に強いコマを渡したことになります。

代わりに中央のコマを進めておけば、相手はどのコマを動かしても最後列に着けません。最後列は終盤まで残す、崩すなら相手のコマが届かない側から。この順番だけで、守りはずいぶん楽になります。

交換の数え方

レッスン3

チェッカーでは、取れる手があるときは必ず取らなければなりません。これは相手にとっても同じです。つまり、こちらから1枚差し出せば、相手の次の手を1つに決められます。相手がどこへ着くかが決まるなら、そのあとこちらが何枚取れるかも、先に数えられます。

この局面で、左から3つ目のコマを1つ前へ出してみます。相手に取れる手はこれ1つだけ。相手はそのコマを飛び越えて、こちらのコマの並びの前に着きます。

そこからは黒の番です。1枚飛び越え、続けてもう1枚飛び越えて、2枚取れます。11対11だったコマ数は10対9になり、差し引き1枚の得です。「1枚あげて2枚取る」は、強制取りのあるゲームでいちばんよく出る形なので、数えられるようにしておきましょう。

キングの使い方

レッスン4

最後列に着いたコマはキングになり、斜め前にも斜め後ろにも進めて、どちらの向きにも取れます。この「後ろにも動ける」が効くのは、追いかけるときではなく、待ち伏せるときです。相手のキングを後ろから追っても、同じ速さで逃げられるので永久に届きません。

この局面は、黒がキング1枚とコマ1枚、赤がキング1枚。黒のキングを相手から離すように動かすと、赤はどちらへでも逃げられて、取れる形になりません。

そこで、黒のキングを赤のキングの2マス手前に置きます。赤は動かないわけにいかず、左右どちらへ動いても黒の取りの筋に入ります。次の手で必ず1枚取れて、盤には黒だけが残ります。追うのではなく、逃げ道の先で待つ。これがキングの基本の使い方です。

盤で試す

レッスンを選ぶと、その局面から始まります。やり直しても構いません。

覚えたら試す

最終更新 2026-09-14 / 運営:株式会社Qdan